麒麟・川島、M-1グランプリ出場を断念した理由にオードリー若林の存在があったと告白「中継で盛り上がってる横を、若林が凄い怖い顔して通ったのよ」

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2020年7月21日放送のテレビ東京系列の番組『あちこちオードリー』にて、お笑いコンビ・麒麟の川島明が、M-1グランプリ出場を断念した理由に、オードリー若林の存在があったと告白していた。

川島明:オードリーがM-1の敗者復活で来たのって…

若林正恭:あれ、2008です。

川島明:2008やんな。だから、その時ね、凄い「やってもうた」っていうの覚えてるの。

若林正恭:やってもうた?

川島明:2008の敗者復活。2001年からお仕事順調にやらせていただいたけど、2006年、2007年ぐらいに相方が『ホームレス中学生』で。

若林正恭:ああ、そっか。そこもあるんだもんなぁ。

川島明:で、一気にそれでテレビのお仕事いただいて。僕はちょっと、じゃない方芸人で、色んな番組、付き添いで行く、みたいな。

若林正恭:ああ。

川島明:で、ちょっとタレント業が増えてきたっていうか。舞台、あんまりできず。

若林正恭:うん。

川島明:で、「M-1はやっぱりなんとか出たいなぁ」っていうので、2008年も行くんですけど、準決勝で落ちて、敗者復活に行く。

若林正恭:はい。

川島明:でも、手応え的に正直分かるやんか。

若林正恭:はい、はい。

川島明:「多分、ダメだな」っていう。

若林正恭:はい。

川島明:「これはやっぱアカンな、いっぱいテレビ出て、漫才作ってなかったもんなぁ」みたいな。

若林正恭:うん。

川島明:だからせめて、裏に中継来るんで、それを盛り上げなアカンな、と。

若林正恭:ああ、なるほど。

川島明:っていう、ちょっと間違ったスタンスやったんです。

若林正恭:ああ。

川島明:「僕ら、もうM-1の申し子なんですよ」みたいな。「自分で言うな」…って、盛り上がってる横を、若林が凄い怖い顔して通ったのよ。

春日俊彰:はっはっはっ(笑)

川島明:いや、俺、ホンマ覚えてるの。

春日俊彰:へぇ、ああそうなんですか。

若林正恭:絶対そんなことない(笑)緊張してるんだと思います(笑)

川島明:緊張して、全く世間オードリー知らないって状況ですから。でも、「ワーッ」って、カラ元気でやってる横を、体温ゼロの奴がスッて通ったんです。

春日俊彰:はっはっはっ(笑)

川島明:その時、ホンマに鳥肌立って。「漫才、真剣に向き合ってた奴からしたら、俺らはこんな目で見られてんねや」って。

若林正恭:見てないですよ(笑)

川島明:ホンマにホンマに。俺、なんか自分がバカに見えたのよ、本当に。

若林正恭:バカに見えた(笑)

川島明:自分たちが。で、やっぱりオードリーがバンッとそこで敗者復活で呼ばれた時に、「これでM-1出んとこう」ってなっちゃったの。

春日俊彰:へぇ。

若林正恭:そこで、M-1もう出てなかったんですか?

川島明:出てない。自分が一回、漫才を裏切ったなって気持ちがあったんで。

若林正恭:ああ。

川島明:これはアカンって思って。

若林正恭:いやぁ、これは知らなかったですね。

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