2019年11月4日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、東京へオリンピックを招致した東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会に改めて疑問を呈していた。
伊集院光:殊(こと)、マラソンに限って言うと、その日仕事だから。道混まれる方がキツイっていう。凄い道が混む方が、交通機関が、全部麻痺する方が、恐らくその日はあんま宅配便とかも届かないでしょ。
だから、ちょうどそれがTENGA切れてる時とかに当たったら、「なんか来ねぇじゃん」みたいになっちゃうし。っていうんで、元々、それほど東京でマラソンやって欲しいとは。やれば楽しむけど、やれば楽しむけど絶対東京で、とは思ってないし、もっと言えば「死んじゃうじゃん」っていう。
ここで逆に凄いのはさぁ、もうさ、こういう風になっちゃった上で、「それでも東京でやって欲しい」なんて言う勇気なんかないよ。「俺は東京都民だから、東京でやって欲しいって言った結果、もし誰か死んじゃったりした時に、もうなんかちょっと俺のせいでしょ。だって、「絶対、東京でやってくれ」って言っちゃったら。
もうそれはいいし、もっと言えば「誘致した奴なんなん?」っていう(笑)そもそもこれで押し切られるっていうことは、誘致した奴がバカだったってことじゃん。だって、これでIOCの言う通りにするっていうことは、そういうことだよね。
「東京の夏はスポーツに向いてる」って(笑)「マジか?」と。もう、草野球のグランドがいっぱいある土手とがあるじゃん、ひっきりなしに救急車来てるっつーの、東京の夏なんて。
ちょっと思ったのはね、今これを北海道で札幌で聴いてる人で、あんま来て欲しくない人ってゼロなん?今のテレビの感じだと、もう100、札幌の人来て欲しいみたいな。だって、東京にいるわけじゃん、こういう東京のオリンピックに対して「どっちでも」っつってる人いるわけじゃん。
で、ましてマラソンに関して言うと、「道混むなぁ」っていう。TBS行くのにも、「上手く時間読みができねぇな」っていう、俺がいるわけじゃん、東京に。
そうすると「札幌にいながら、『ちょっとな…』っていう人って、いないの?」っていう。「道混むのイヤだなぁって人、いないの?」っていう。
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