2023年8月10日放送のニッポン放送系のラジオ番組『伊集院光 ザ・ラジオショー』(毎週月-木 13:00-15:30)にて、お笑い芸人・伊集院光が、高田文夫を「ラジオの師匠」として仰いでいる理由について語っていた。
伊集院光:俺ね、高田文夫さんをラジオの師匠としてっていうか、勝手に…高田文夫さんは、自分の育ててる人がいっぱいいるから。
箕輪はるか:はい。
伊集院光:僕はそこに入ってないから、高田文夫さんからしたら、「お前のこと知らない」と思うかもしれないけど。
箕輪はるか:はい。
伊集院光:高田文夫先生の一言で、凄い開眼したことがあって。
箕輪はるか:へぇ。
伊集院光:ニッポン放送で、そうやって出てきましたっていう時に、高田文夫さんがゲストに僕を呼んでくれたことがあるんですけど。
箕輪はるか:はい。
伊集院光:で、僕は緊張してるわけですよ。僕はその、高田さんのその集まりにも、高田文夫先生じゃない人から誘われて、浅草キッドとかから誘われて、「ちょっと挨拶行こうか」っていうのも、ちょっと遠ざけてたから。
箕輪はるか:はい。
伊集院光:どう思われてんだろうなとか、あと「あれがたけしさんの前で、たけしさんをいっぱい盛り上げてた、高田文夫なんだ」と思うと、緊張するじゃん。
箕輪はるか:うん。
伊集院光:で、入ってきたら「今日のゲスト、この方です」って、ガチャって入ってくるみたいな展開で、生放送で。その時、高田先生が言ったギャグが、「どうしたんだ、荒巻鮭を2本も持って」って(笑)普通に来たのに(笑)
箕輪はるか:ふふ(笑)
伊集院光:「シルクハットが似合ってるなぁ」って言われて(笑)
箕輪はるか:はっはっはっ(笑)
伊集院光:「だけど、裸はダメだぞ」って、立て続けに言うのよ(笑)それが超面白くて。だから、その時に「ラジオって、そういうことなんだ」と思って。
箕輪はるか:ああ。
伊集院光:普通の服で来てるのに。緊張して、普通の服で立ってるだけなのに、なんか上手く言葉が出ない俺に対して、一方的にまず、荒巻鮭を2本持たせて。で、その上で…すげぇ面白いことを言われてるんだけど。面白いこと言われてんだけど、言い返せないと、シルクハットをかぶされちゃって、さらに上半身裸に…瞬く間にリスナーの人からしたら、今日のゲストがどんどん衣装を変えてくのよ。
箕輪はるか:はっはっはっ(笑)
伊集院光:「ラジオってこんな…」って。ラジオの面白さは気がつき始めてるから今、ゲストに来てんだけど。
箕輪はるか:ああ。
伊集院光:「こんなことできるんだ」って思ってから、なんか凄いそれに習ったやり方。セットを変えたりとか、服を変えたりとか、喋りで秒でできて。
箕輪はるか:へぇ。
伊集院光:「それ、めちゃくちゃ面白いんだ」っていうのに気づいて。
箕輪はるか:うん。
伊集院光:多分、ラジオってこうだよって人に言う時、この話を凄いしてる気がする。