2023年5月15日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、過去に出演した相撲ドラマで相撲協会から「親方が弟子をビンタするシーン」にNGが出されたと告白していた。
伊集院光:相撲協会がガッチガチに強くて厳しい頃だったから、ちょっとこう台本とかに相撲 協会、「これ、おかしくないか?」みたいなこと言ってくるわけ。
なんかもう、今だから言えるけど、親方がもう業を煮やして、ベテランのなかなか幕内に上がれないこう力士を思いっきり頬をビンタでバーンやるシーンがあって。で、それ全部取り終わって、前後のくだりも全部撮ってから、「あんな暴力は振るわない」って。
相撲協会からしたら、「あんな暴力は振るいません」と。で、色んなところ取材されてドラマ作られてるんでしょうけど、「どこの部屋でああいうことやってんですか?」みたいな。で、結局、引っ叩くシーンを撮り直すんだけど、なんかさ、繋がんない感じっつーのかな。ちょっと怒鳴られたんで、あんなショック受けちゃうんだ、みたいな。
親方がもう本当に、これはコイツのために叩かないと分かんないんだって叩くシーンなんだけど、今より多分、コンプライアンスは相当緩い頃よ。だけど撮り直します、みたいな。
だって、引っ叩くのダメだとしたら、あんなにショック受けるんだから、親方が急にもうガバって抱きしめて、ギューッてして、乳首をチュパチュパやってれば、「俺、間違ってた」って繋がるけどさ。
普通に諭したんじゃ繋がんねぇじゃん、みたいな。そういう僕は経験をして。相撲のドラマなんて、ああいうふうになっちゃうんですよっつって。
ちなみに、力士役でメロリンキュー先生出てましたけどね。僕、そこで山本太郎と知り合いましたから。