伊集院光、「スペースインベーダー」の開発者である西門友宏に聞いた秘話に驚き「虹っていう裏技があって…」

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2023年4月24日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、「スペースインベーダー」の開発者である西門友宏に聞いた秘話に驚いたと語っていた。

伊集院光:「スペースインベーター」を作った、西門(友宏)さんっていうオジサンがいて。俺がだって、小学校5年生の時にスペースインベーダーできるわけだから、まぁまぁオジサンですよね。

俺が既にオジサンなんだから、おじいさんといってもいいですよ。で、西門さんとちょうど対談して。ちょっと今度ネットの記事になるんですけど。なんか西門さんの時代はもう、言語自体が存在しないから、「ここをこう電気を通すと、ここのドットが点きます」みたいな。要するに、機械工作みたいところから、まず最初に取り組んで、インベーダーゲームを作ってくんだけど。

今みたいに音楽を作る人とか、インベーダーのグラフィックを作る人とか、プログラムを作る人みたいのが全然分かれてない時代だから。一人で西門さんが苦労して作ってって。

で、さらにはそれが今や、何百人単位で何億円かかったゲームを作って。下手すると、何十億かかったゲームを作って、何百億の利益を出すために、色んなセクションが分かれてやっ てるような時代になり。

で、もはやそのめちゃめちゃ西門さんが苦労してたプログラムみたいのが、今、「Pythonでパックマン作って」って言うと、もうChatGPTがほぼほぼパックマン作ってくれるっていう、そんな感じになってんだって。

で、もうちょっと西門さんの話がちょっと面白くて…「虹」っていう裏技があってさ。その本来は、手前から順番に倒すべきのインベーダーを上手に、無理して手前を残して、最後の1匹をもうやられる寸前まで引き付けると、横にインベーダーの残像が出て。

で、それを「虹」って言って。虹は、100円入れてやってるインベーダーゲームなんだけれども、虹を失敗するとゲームオーバーになっちゃうから、結構、虹を見せるのはカッコイイことだったし。俺ら子供はさ、100円が大事だからなかなか虹はチャレンジできないんだけど、小5の俺らが見てた、二十歳ぐらいのお兄さんたちはその虹を出すわけ。

ものの見事に虹を出して、「うわぁ虹だ」ってやってたんだけど、西門さんにしてみるそれはバグなんだ、と。順番に消して当然のものを順番に消さないから出るバグをみんなが喜んでるのはすげぇイヤで、みたいな話を聞いたりとか。

でもそこから、多分今みたいに裏技を仕込むんじゃなくて、裏技はバグのせいでできちゃうもんなの。噂で広がってきた、「こうするとこういう風にグラフィックが荒れちゃうよ」 みたいのをみんながやって。

で、その後西門さんはインベーダーの続編で、「虹を出すと花火が上がる」っていう、ここで初めて裏技になるの。元々バグだったものを、みんなが裏技って楽しんで。で、今度は西門さんがちゃんとこっちの方で、「2ってどうなってんだろう?2でも虹ができるかな?」ってやってみると、虹でクリアした時に、ちゃんとそのつたないグラフィックで打ち上げ花火が出て、ちょっと音階のついた音楽が出るようになる、みたいな。

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