2023年3月1日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『山里亮太の不毛な議論』(毎週水 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太が、オダギリジョーに赤っ恥をかかせてしまった過去を告白していた。
山里亮太:WAONさんにインタビューしてるからね、その時。フラガールだったから、その時は。
で、2006年の俺なんて、2004のポッと出の芸人で。あの頃って本当に…今の芸人さん凄いなって思うのが、「爪痕残さなきゃ」感がみんなないじゃん、もう。ベース、センスがあって自己肯定で自分に自信があるから。
「今じゃない」って時にちゃんと引けるけど、あの頃の僕らって、「今じゃない」がないのよ。「もう、今しかない」っていう。あった打席は爪痕残してなんぼ。で、しかも期待されてるのが、芸人さんにすることで面白くしたいっていう。
で、これを「山里さんがもうインタビューでボカスカ盛り上げて、これからもう先に言いますけど、お願いしますね」なんていう話をしてたんだから。それでもう、気負っちゃって。
で、もうボケが全部スベるスベる。いや、尋常じゃないスベリ方。もう空間どうこうじゃなくて、マジでボケがつまんなかった(笑)引くぐらいセンスないのよ。もうすぐなんか女優さんには言い寄る系のボケしかしないし。
で、あまりにもピンチで、俳優さんもボケてくださるんですよ。オダギリジョーさんとか『ゆれる』って作品でしたよ、覚えてますよ、忘れもしない。「今回、役作りでいかがでしたか?」なんて聞いたら、「この間、タクシー乗ってたんですよ」「はいはい」「で、いつもと行く道が違うなぁと思って。何なんだろうなぁと思ったら…あ、これ別の話でした」って。
ボケてくれた。それに対して俺が言ったセリフが、「分かりました、おめでとうございます」って(笑)俺、青ざめてオダギリさん顔真っ赤になって(笑)これを全員にやったから。最終的には、マイクで顎つっついちゃってるの(笑)