2023年2月20日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、看板番組を次々に終わらせた「ガタガタのTBSラジオ」だからこそ、ニュースターが誕生する目があると指摘していた。
伊集院光:オールナイトニッポンが、良くも悪くも。まぁ「良くも」の方がデカいけど、今と昔で全然違うのは、もうさ、知らない人なんか一人もいないじゃん。
お笑いで、オールナイトニッポンをやろうと思ったら、まずそこそこ売れてこいよって話じゃん。だって、三四郎ですら2部と1部行ったり来たりするわけでしょ。別に三四郎知らない人なんかいないですよ。
もう面白くて、オールナイトやりたかったらそこそこテレビで結果出して来いよってことじゃん。結果出してきた人がズラーッて並んでいくのがオールナイトニッポンだから、俺はラッキーだったって本当に思ってるし。
今後、なんだか分かんない人が教育されて、なんだか分かんないまま売れたとは思わないけど、そこそこ長く続けるみたいことって、ラジオのイベントに人来てくれるみたいなこととかが、なかなかなくなると思うんだよね。
で、本当に嫌味でも何でもなくて、今、このガタガタなTBSがチャンスなのは、ガタガタだからこそ、いわゆるこうギャランティーの高い人を呼ばないとか、たとえばじゃあ、その石山蓮華が来ましたっていう時に、申し訳ないけど、知らない人の方が多いじゃん。
だけど、こういう人がすげぇラジオスターになる可能性があるの。最初からだから。だって、その自分が応援してもらえたことの理由の一つは、知らねぇ奴を見つけたからだと思うんだよね、みんなね。
知らねぇ奴を、それも夜中の3時に見つけるこの醍醐味って凄くない?エリアフリーもタイムフリーも素晴らしい技術だと思うし、それのおかげで聞いてもらえてることが凄いいっぱいあると思うんだよね。