2022年4月27日放送のテレビ東京系列の番組『あちこちオードリー』にて、お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が、ナイツ・土屋伸之や三四郎・相田周二は「じゃない方芸人」として「分をわきまえている。品がある」と語っていた。
若林正恭:「じゃない方でいりゃあいいものを、出しゃばり過ぎたなぁ」
春日俊彰:これはどういうことですか?
若林正恭:なんだろうなぁ…この間ね、立て続けにナイツと三四郎が来てくれたじゃない。
春日俊彰:はい、はい。
若林正恭:で、土屋君と相田のことを見ててね、「いいなぁ」って思ったんだよね。
春日俊彰:ほう、どういうことですか?
若林正恭:うん、なんか…分をわきまえているというか。
春日俊彰:ああ、等身大というか、自然体というか。
若林正恭:品があるというか。
春日俊彰:なるへそ、たしかにそうだね。
若林正恭:で、「じゃない方のわりに」っていうのがくっついてたから、色んなところに呼んでいただけてたと思うんだけど。
春日俊彰:ほう、ほう。
若林正恭:そこから、出しゃばって出ちゃったんだよね。いつ出ちゃったのかなぁ。
春日俊彰:「じゃない方」ではなくなった、と。
若林正恭:地方ロケとか行くと、「春日、春日」じゃん。
春日俊彰:出始めの頃はね。
若林正恭:その時とか、凄い思うな。世間はこうなんだから、じゃない方でいりゃあいいものを、『ヒルナンデス』とかも出しゃばってんなぁって、オンエア見ると思うね。
春日俊彰:そう?
若林正恭:うん。だからね、これは「じゃない方」って思われてる方ね、ラインを見極めた方がいいですね。
峯岸みなみ:はっはっはっ(笑)
若林正恭:「じゃあ、お前できんのね?やってみ」っていうラインがあるじゃない。
峯岸みなみ:若林さんが見て、「あと一歩出たらまずいな」みたいな人って、どういう人なんですか?
若林正恭:え?あと一歩で?
春日俊彰:ラインギリギリのところにいる、イマイチそのラインを気づいてないっていう。
峯岸みなみ:私、あんま分からなくて。
とにかく明るい安村:ナイツの土屋さんはいいってことですね。
若林正恭:ティモンディの前田君は多分気づいてて、留まろうとしています。
とにかく明るい安村:へぇ。
若林正恭:でも、俺は「半歩出た方がいい」って思ってる。
田村亮:「もうちょっと」みたいな。
若林正恭:前田君ってね、博学だしね、社会のこととかもコメントできるから。
春日俊彰:賢いよね。
若林正恭:でもね、自分で踏み留まるんだけど、一歩出てもいいと思う。でも、二歩は出ない方がいいと思う。
春日俊彰:難しいね、その加減がね。
若林正恭:二歩とか出ると、AERAとかがインタビュー来るから。
春日俊彰:気づいちゃって。
若林正恭:そうなると、独り立ちですから。
春日俊彰:ああ、もう引き返せないわけだね。
若林正恭:もうちょっと春日さんの陰に隠れてたら可愛かったものを、出しゃばり過ぎたなぁって思って。