2022年4月23日放送のMBSラジオ系のラジオ番組『アッパレやってまーす!』(毎週土 毎週土 24:00-25:30)にて、お笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次が、20代の荒んだ生活を変えることができたきっかけを告白していた。
加藤浩次:俺も20代の時、酷くて。ベッドの前にテレビあって、そこから動かないっていう。
小沢一敬:全部手に届く範囲で(笑)
大谷映美里:最高ですね(笑)
加藤浩次:で、服は散乱してるわ、綺麗なの選んで着ていく、みたいな感じ。
大谷映美里:ふふ(笑)まぁまぁヤバイ(笑)
加藤浩次:そう。で、ある日ね、カーテンいつも閉めっぱなしだったんだけど、カーテンの隙間から凄い光が入ってたの、天気の良い日に。
小沢一敬:ああ。
加藤浩次:春だったと思うなぁ。
小沢一敬:良い入りですね(笑)
加藤浩次:で、「凄い晴れてんのか?」って。いつもは朝寝て、昼起きるか、夕方起きるかみたいな生活だったから。
大谷映美里:まさにそうです、私も。
加藤浩次:で、たまたま何かの拍子でカーテン開けて。で、光が差し込んでて。「天気いいぞ」って。カーテンをバッて開けたら、凄い明るかったの。
池田裕子:ふふ(笑)
加藤浩次:それはそうなんだよ。凄い明るくて。「あれ?」って思ったの。「世の中ってこんなに明るくて、前向きな気持ちになれるんだ」って。
小沢一敬:え?講演会で話してるの?(笑)凄い良い話じゃん。
加藤浩次:で、「ダメだ」って思って。
小沢一敬:今のままの生活じゃ。
加藤浩次:そう。掃除しようと思って。本当に1年ぐらい掃除してなかったの。で、やろうと思って、全部シーツとって、布団カバーも全部とって。
小沢一敬:はい。
加藤浩次:で、選択して、汚れてる服は全部、ビニール入れて。
小沢一敬:へぇ。
加藤浩次:コインランドリー行って。散乱してるビデオだ、本だ、タバコの吸い殻だって、全部キレイにしたの。
小沢一敬:うん。
加藤浩次:そこからさ。全然変わったの。人に対する考え方が。
大谷映美里:え?どうなったんですか?(笑)
山本圭壱:掃除でね。
加藤浩次:掃除で。今まで、人のこと斜めから見てたんだよ。そういう感情だったの。それが、「ありがとう」とか。
小沢一敬:部屋がキレイになったら、心の整理がついたの?(笑)
加藤浩次:本当にそれ。で、窓開けたら、風がくるし。「なんだこの地球!地球ってすげぇじゃん!」って。
小沢一敬:みんな温かいじゃんって。
加藤浩次:人ってそんな悪くねぇじゃんって。