爆笑問題・太田、「裏口入学裁判」で新潮社を相手どって係争することでの複雑な心境を吐露「新潮文庫がなければ、僕は孤独な高校時代を乗り越えられなかった」

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2022年1月25日放送の中京テレビの番組『太田上田』にて、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、「裏口入学裁判」で新潮社を相手どって係争することでの複雑な心境を吐露していた。

太田光:俺が言いたいのは、いつも「確たる証拠があります」って文書の最後に、「週刊新潮」って書いてあったら、別に俺はどうでもいいんですよ。

上田晋也:ほう。

太田光:週刊新潮なんて雑誌は、別に読まないし、興味もない。

上田晋也:うん。

太田光:ただ、「新潮社」って書いてあるの、いつも。

上田晋也:なるほど。

太田光:そこでちょっと僕の…なんていうかな、心がざわつくんです。

上田晋也:ほう、なんで?

太田光:っていうのは、新潮社っていうのは、僕は友達が全然いなかった時に、太宰治、島崎藤村、三島由紀夫で救われたんです。もう休み時間、ずーっと。それ、全部新潮文庫なんです。

上田晋也:なるほど。お世話になったわけだ。

太田光:だから、新潮文庫がなければ、僕はあの頃、乗り越えられなかったっていう思いがあるんです。

上田晋也:なるほど。

太田光:で、僕の処女作『マボロシの鳥』。素晴らしい作品でしたけども。

上田晋也:ん?

太田光:あれも本当、俺が青春時代にお世話になった新潮社から出せるってことが、俺にとってどんだけ喜びだったか。

上田晋也:なるほど。

太田光:つまり、週刊新潮が何を言おうが関係ないんだけど、あの憧れの新潮社が、全体の総意として、「割り算ができなかった」ということを言ってるんですか、と。

上田晋也:うん。

太田光:だとしたら今後の…色々変わります。

上田晋也:はっはっはっ(笑)

太田光:新潮社という出版社の真意を問いたいです!

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