2020年7月24日配信開始となったYouTube動画『太田上田』#231にて、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、「弱点のない」イチローを攻略するために野村克也監督がとった作戦を熱弁していた。
太田光:全部の人をちゃんと調べて。やっぱり頭脳なんだよね、あの人。
上田晋也:うん、まぁまぁ。あの人こそ、本当に野球を頭でやった人だよね。
太田光:そう。で、イチローの攻略法っていうのはね、どうしても見つからなかったらしいんだよ。
上田晋也:うん。
太田光:で、なんかでイチローと対戦する時に…日本シリーズかな。
上田晋也:日本シリーズだね、オリックスとね。
太田光:あの時に、スパイみたいなのを送り込むわけじゃん。で、「イチローのとにかく弱点を見つけてこい」と。
上田晋也:うん。
太田光:で、何ヶ月にも渡って行かすんだけど、返ってくると「弱点ありません
」って言うんだって。
上田晋也:うん。
太田光:「イチローには、もう打たれることを覚悟してください」って言われて。「そんなことあるかい。弱点のない奴なんておるか」って言いながら、どうしたか、ノムさん。
上田晋也:うん、知ってるよ、それは。
太田光:泳がすねぇ(笑)
上田晋也:教えて、知らない(笑)
太田光:いやいや(笑)だから、ビックリするよ(笑)
上田晋也:何?何?(笑)
太田光:日本シリーズでイチローと対決するっていうんで、イチローの攻略法どうしますかって。スポーツニュースが、それこそ『Going』だとかなんだって、そういうのがインタビューするわけだよ、ノムさんに。
上田晋也:うん。
太田光:そこでノムさんは、「イチローの弱点を見つけた」って、インコースのどうのこうのって、そこを狙っていくっていうのを、事ある事に言ってた。
上田晋也:うん。
太田光:それが回り回ってイチローの頭に入るだろう。それで実際の試合では、逆を、アウトコースかなんかを投げさせたっていう。
上田晋也:いや、これね、「インハイ」って言うのよ、まずノムさんが。
太田光:インハイって言うんだろ。
上田晋也:「イチローの弱点はインハイ」だと言って、一戦目ね、たしかヤクルトがたしかブロス、外国人投手が投げんの、日本シリーズの。
太田光:うん。
上田晋也:で、古田さんもインハイを要求するの。で、イチローは「俺、インハイ苦手じゃない」と。「来るなら来い、打ってやるよ」っていうんで、一試合目だけ、インハイ中心の配球にするの。
太田光:うん。
上田晋也:でも、二試合目からインハイなんか来ないんだけど、イチローは「インハイ来い、インハイ来い」って思ってるから。「インコース来ないんだ」って気づいた時は第六戦だったわけ。
太田光:うん。
上田晋也:でも、第六戦はイチローもインハイ来ないと思って、ガツーンとアウトコースをホームランするんだけど、もう気づいた時は、時すでに遅しよ……っていう話をしなさいよ。
太田光:はっはっはっ(笑)参りました(笑)
上田晋也:はっはっはっ(笑)
太田光:出過ぎた真似を(笑)
上田晋也:はっはっはっ(笑)あれも作戦だったんだよね、ノムさんの。
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