伊集院光、『クレイジージャーニー』のやらせ問題について「番組の予算編成上、全ボツという選択がしづらい」世の中になっていることも一因だと指摘

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2021年1月12日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光とらじおと』(毎週月-木 8:30-11:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、『クレイジージャーニー』のやらせ問題について「番組の予算編成上、全ボツという選択がしづらい」世の中になっていることも一因だと指摘していた。

丸山ゴンザレス:テレビ番組というか、『クレイジージャーニー』自体で思ったのは、後々分かったのは、僕らの周りにいたスタッフさんたちは、結構ギリリってやってたんだなって。何が撮れるか分からない状態で、海外取材にディレクターを同行させるっていうのは、「あ、普通、テレビの世界ではありえないんだ」ってことが、後で分かるっていう(笑)

伊集院光:はい、そうですよね。

丸山ゴンザレス:「何撮れるんですか?」って言われて、「いやぁ、分かんないですね」って(笑)

伊集院光:はっはっはっ(笑)

丸山ゴンザレス:「大丈夫なんですか?」「多分、大丈夫だと思うんですけど」って(笑)

伊集院光:さらにそれは、景気とかも関係してきてて。

丸山ゴンザレス:はい。

伊集院光:変なもん撮れたり、撮れなかったりっていう時に、「全ボツ」っていう選択が、今、凄く出来づらい予算編成にもなってる中で。

丸山ゴンザレス:はい。

伊集院光:どんどん、リクエストというか、「面白いものを見たい」っていうのと戦っていって。変な方に慣れが重なるとなっちゃうのかなぁって思いながらね。

丸山ゴンザレス:感覚が麻痺していくところはありましたね。

伊集院光:はい。

丸山ゴンザレス:もっと怖いものを、もっとヤバイものをっていう。俺が本来、目指してるものじゃない方向に舵をとり始めてるのを途中、感じてはいたんですね。

伊集院光:なるほど。

丸山ゴンザレス:凄い色んな人から求められるから、月に何回も海外行きだして、ほとんど日本にいないでっていう日々がずっと続いてたんで、そういう意味では、今…

伊集院光:リセットっていうか。

丸山ゴンザレス:はい、そうなってますね。

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