2020年9月18日配信開始となったYouTubeチャンネル『街録ch』の動画にて、お笑い芸人・東野幸治が、ダウンタウンの番組が終わりレギュラーを失った状況になり娘を養うために「貪欲に仕事しなきゃいけない」と思ったと告白していた。
三谷三四郎:奥様の家がお金持ちだから、貧乏生活はしてないですよね?
東野幸治:いや、貧乏したよ。それで新喜劇もやめて、東京行くって、『生生生生ダウンタウン』が終わるし。
三谷三四郎:はい。
東野幸治:大阪戻ってくる、仕事が無い。ラジオ5~6本ぐらいしかやってない。
三谷三四郎:はい。
東野幸治:生まれた子供が喘息で入院せなアカン、お金ないって、そんなんで。
三谷三四郎:その時が一番、絶望期ですか?
東野幸治:絶望っていうか…いや、大変。それまでは仕事もなんとなくいつもあったし、無理して働かんでもよかってん。
三谷三四郎:はい、はい。
東野幸治:がっついてないし。結婚して、子供ができて初めて、「うわ、ちゃんとやらなアカンねや」っていう。
三谷三四郎:そっからスイッチ入ったんですか。
東野幸治:スイッチ入った。子供がいてて、子供をメシ食わしていかなアカンと思って初めて。だから、そういう性格やから結婚してよかったなってその時思った。子供おってよかったって。
三谷三四郎:ああ。
東野幸治:頑張らなきゃいけないっていう、前向きに。
三谷三四郎:ああ。そうですよね。
東野幸治:貪欲に仕事しなきゃいけないっていうのは、その時思った。
三谷三四郎:貪欲に仕事するって、ラジオしか仕事ない状況で、自分から「仕事ください」って言いに行くんですか?
東野幸治:呼ばれた仕事、ゲストの仕事を本気でちゃんと一生懸命。笑いとりに行ったり、「自分面白いんですよ。またなんかあったら使って下さいね」みたいな感じの。
三谷三四郎:ああ。
東野幸治:それまではホンマに、ふてくされるわ、めちゃくちゃやった(笑)
三谷三四郎:ふふ(笑)
東野幸治:「これ、面白ないな。何がオモロイんかな」みたいな(笑)
三谷三四郎:あ、言ってたんですか(笑)
東野幸治:いや、言ってたりもするし。やりづらいタレントやん、そんなん(笑)21、2、3ぐらいの奴が急に(笑)
三谷三四郎:はっはっはっ(笑)