2019年7月24日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『たまむすび』(毎週月-金 13:00-15:30)にて、お笑いコンビ 博多華丸・大吉の博多大吉が、ディレクターや放送作家に「言われたら、見下してしまう言葉」を告白していた。
博多大吉:『あさイチ』以外のバラエティで言われるのが、「そこは上手にプロレスしてください」って。これって、僕、凄いイヤな言葉で。
赤江珠緒:うん。
博多大吉:「そこはもうお約束で。なんとなく、なぁなぁでちょっと派手に」みたいな感じのニュアンスで「プロレス」って言葉を使ってくるディレクターとか作家は、嫌いとか言わんけど、心の中ですげぇ見下してるんですよ、僕。
赤江珠緒:なるほど。
博多大吉:「分かってないな」と。プロレスっていうのはその場で向き合った者同士が、お互いの実力を見計らいながら、肌と肌を触れ合わせて、探り合いながら「ここまではこの人に言っていいんだ」とか。「この技をかけたら、コイツ、こんな返し方してくるから、まずはこの技を仕込んでおこうか」とか。
赤江珠緒:はい。そう、それは私も学びました。「この人はこれが得意技だから、これに対してここまでだったらいいだろう」とかね。
博多大吉:そう、そう。
赤江珠緒:「こうするとこの人も輝くし、自分も活きるだろう」とか。
博多大吉:そう。結局、見てるお客さんを満足させるっていうのが僕はプロレスだと思ってて。
赤江珠緒:はい。
博多大吉:僕、28年ですけど、(『あさイチ』での久米宏との共演は)なかなかのプロレスができた気がする。
赤江珠緒:ああ。
博多大吉:それは、全部久米さんが受けてくれたから。
赤江珠緒:ああ、そうですね。
博多大吉:うん。