爆笑問題・太田、立川談志と初めて飲んだ席で言われた一言に「焦っちゃって」と告白「つまんないんだったら帰った方がいい」

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2020年7月30日配信開始となったYouTube動画『太田上田』#232にて、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、立川談志と初めて飲んだ席で言われた一言に「焦っちゃって」と告白していた。

上田晋也:俺、たけしさんと初めて会った時かもしれない、一番緊張した仕事。

太田光:たけしさんはね、むしろ俺は一緒にいるとなんかこうワクワクしちゃって。

上田晋也:うん。

太田光:嬉しくなっちゃって。どんどん笑わせたくなるっていうんで、やっぱり緊張したのは談志師匠。

上田晋也:ああ、そう。

太田光:談志師匠は、最初にネタやったのは忘れもしない、アレいつだっけなぁ…

上田晋也:忘れてんじゃねぇか。

太田光:うん。立川流の会があって。で、まず挨拶行っても…たけしさんはさ、それでも「おぅ」ぐらいは。

上田晋也:うん、そうね。

太田光:談志師匠って、もうそうじゃないから。こんなバンダナして、「お前さん、イリュージョンっていうのはね…」って。

上田晋也:ああ、よく言ってたね。

太田光:「これね、人間の精神と肉体の間にイリュージョンってのはあるんですよ。まぁ、分からなきゃそれでいいから」みたいな感じなのよ。

上田晋也:まさに俺、それ言われたことあるわ。

太田光:あるだろ。そうすると、もうこっちもどうリアクションしていいか分かんないんだよ、あの人には。

上田晋也:うん。

太田光:で、「分かりました」っつって、ネタやって。「どうだったかなぁ…」って思って、楽屋に「お先、勉強させていただきました」っつったら、振り向きもしないんだよ、あの人はね。

上田晋也:うん。

太田光:「おう、お前ら、後あんのか?」「いや、何もないです」「じゃあ、行くか」っつって。

上田晋也:うん。

太田光:言われて。俺ら、その会たまたま爆笑だったわけ。

上田晋也:うん。

太田光:もしかして認められたかもしれないって。で、その夜、銀座の「宮」っていうね。これがまたね、こんな狭いカウンターに、テーブルが2席ぐらいある、銀座のガード下の地下の方のお店で、喪黒福造がいるような。

上田晋也:なるほど。

太田光:そこにさ、怪しいオヤジがいっぱいいるわけ。

上田晋也:うん。

太田光:で、そこへ座ってさ、紹介すんだよ、談志師匠が。「こっちが、政治家の○○」「こいつが○○組の…」とか(笑)

上田晋也:はっはっはっ(笑)

太田光:もう、悪い奴しかいないの。みんなニコニコしてこっち見て、もう怖くてしょうがない(笑)

上田晋也:うん。

太田光:で、談志師匠が「よかったよ、お前ら」って。

上田晋也:うん。

太田光:で、俺と田中二人、酒飲めないから、ウーロン茶頼んで、難しい話を延々してるわけ。

上田晋也:うん。

太田光:で、もう今で言う名人だよ。志らく、談春みんなもう立ってんだから、アイツら。

上田晋也:直立不動だ?

太田光:直立不動で。そしたらさ、難しい話に「はい、はい」なんつってたら、「おい、お前らなんだ。つまんないもんだったら、つまんないところに無理している必要はない。つまんないんだったら帰った方がいい。それで無理しているのは、客に対して失礼だから」って言うから、焦っちゃって。

上田晋也:うん。

太田光:「いや、そんなことありません」って。

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