2020年6月29日配信開始となったYouTube動画『東野幸治の幻ラジオ』第44回にて、お笑い芸人・東野幸治が、吉本興業の現会長である大崎洋の方針に反発して「芸人辞めます」と若手時代に言ったところ「大丈夫、お前は売れるから心配すんな」と慰留されたことを告白していた。
東野幸治:『4時ですよーだ』っていうダウンダウンさんの月-金の夕方の帯番組が始まって、2年ぐらいで。関西でもうダウンタウンブームになって。
次、東京に行かなアカン、『4時ですよーだ』終わる、で、東京でウンナンさんと清水ミチコさん、野沢直子さんでフジテレビで『夢で逢えたら』っていうコント番組が深夜で始まる。
で、大崎さんはダウンタウンさんの担当外れて、次上司に言われて、「吉本新喜劇やめよっかなキャンペーン」の担当になるんですよ。
で、ある日、今田さんや俺や、130Rさんね、ほんこんさん・板尾さんや、木村祐一や、ボブキャッツのヒロやみんな呼ばれて。「次から吉本新喜劇やれ、お前ら」って言われて。
「え?」ってなって。別に新喜劇嫌いなわけじゃないけど、さんまさんとか紳助さんに憧れてこの世界入ってきたから、「いや、別に新喜劇はやりたくないです」って。今田さんとかほんこんさんに、「それやったら辞めますわ」「辞めてどないすんねん」「いや、東京行きますわ」って、若かりし僕は言って、偉そうに。
で、大崎さんに言いに行って、「辞めます、別に新喜劇やりたくて入ったん違うんです」って言ったんです。ほんなら、大崎さんが「そんなこと言うな。とりあえずやめよっかなキャンペーンを成功させて、その後、大阪でテレビ出たり、東京でテレビ出たり、ダウンタウンと一緒に番組やったりとかしてったらエエやないか」って。
「大丈夫、大丈夫。お前は売れる、売れる。売れるから心配するな」って言われたんですよ。「じゃあ、分かりました」って帰ってきて、今田さんとかみんなに「これこれ、こういうふうに言われました。ホンマですか?そんな売れますかね」って。