東野幸治、履正社高校の前身となる大阪福島商業高校に母親が恨みを持っていると告白「福島商業の生徒のせいで経営していた喫茶店が1年で潰れた」

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2020年8月19日配信開始となったYouTube動画『東野幸治の幻ラジオ』第60回にて、お笑い芸人・東野幸治が、履正社高校の前身となる大阪福島商業高校に母親が恨みを持っていると告白していた。

東野幸治:高校野球でございますけれども。交流試合が甲子園で行われていて、なんと先週の土曜日ですか、第1試合で、大阪の履正社高校と、石川県の星稜高校の交流戦があって。

これは、去年の決勝なんですか。なんか、抽選でこの組み合わせになったけど、本当かなぁとか。こっそり、高校野球の好きなオジさんが紛れ込んで、なんとかこの2校を戦わすためにクジに細工したとかしか思えないような好カードがあったんです。

この履正社、過去には山田哲人さん、ヤクルトのね。様々な方がプロ野球の方に行って、野球の名門でございます。大阪は桐蔭高校か履正社、どちらかが大体、甲子園に行くんですよ。大阪の決勝がもう事実上、高校野球の全国大会の決勝と言っても過言じゃないぐらいのハイレベル。

で、実はこの履正社というのは、ここ10年、15年ぐらいんじゃないですか、出てきたの。というのも、その前の高校と、実は僕、東野家、僕の母親っていうのは縁があって。

今から40年以上前ですから、もう時効なんですけれども。履正社の前身になった福島商業っていう高校があって。その近くで、ウチの母親が僕が小学校3年とか、4年なんですかね、ぐらいの頃。喫茶店をオープンしてやってたんです、1年ぐらい。

で、1年ぐらいで潰したんですけど。その理由は何かと言ったら、母親曰くですよ。「福島商業の奴らのせいだ」って当時言ってました(笑)

福島商業というのは当時その地元界隈では、あまり勉強ができない学校、偏差値の低い学校。かといってスポーツできるかって言ったら、スポーツもできひん、どちらかと言うと不良高校と言われてて。当時だから40年以上前ですよ、地元の方が言ってるんですよ。
僕が言ってるわけじゃないですよ。

「エテ商」って言われてたんですよ。関西では、アホな奴を「エテ公」って呼ぶんですけど、お猿さんですよ。だから、猿並や、みたいな感じで「エテ商」って言われてて。

その「エテ商」がさらに長いってことで、「エテ」って呼んでたらしいんですよ。「エテの奴ら悪いからなぁ」って。で、ウチの母親が頑張って喫茶店経営するんですよ、純喫茶。でも、いつも朝になったら、朝の授業に遅刻したエテの奴らが大挙して、ウチの母親が経営する喫茶店にやってきて。

アイスコーヒー注文して。で、タバコをスパスパ吸う、と。エテの不良ばっかりがアイスコーヒー飲みながら、タバコをスパスパ吸う。もちろん、ウチの母親は注意する度胸もなく、狭い厨房、カウンターの厨房で丸まりながら震えてたそうでございます。コーヒー1杯で2時間、3時間粘られて、他のお客さんも来ず、売り上げも全然上がらず1年で喫茶店は占めました。

大量に作ったマッチ、それがダンボール3~4箱、ウチの実家に送られてきて、玄関先にずーっと2~3年ほど置いてたのは覚えております。

だからえらいもんで、高校っていうのは、理事長が変わって、学校名変わって、制服変わって、スポーツに力入れて、有名になって色んな生徒集めて、そこから勉強できる人を進学コースを作って、東京大学を目指して、京都大学を目指して勉強教えて人気高校にするっていうフォーマットがあるんですから。

で、それで現在、履正社っていう立派な学校になってますけども。履正社の人だとか、履正社の高校野球チームを見ると、いつも俺、エテのこと、喫茶店のことを思い出すんですけども。

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