伊集院光、志村けんが『だいじょうぶだぁ』で悲劇のコント「シリアス無言劇」へ込めた思いについて語る「口で言うんじゃなくて、見せたくて…」

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2020年3月30日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光とらじおと』(毎週月-木 8:30-11:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、志村けんが『志村けんのだいじょうぶだぁ』で悲劇のコント「シリアス無言劇」へ込めた思いについて語っていた。


志村けんのだいじょうぶだぁ VOL.3

伊集院光:『日曜日の秘密基地』で、リスナーの人の記憶の穴を埋めるコーナーがあったんですけど。「こんなことあったんですけど、本当でしょうか?」みたいなコーナーがあって。

その中に、「小さい時、『だいじょうぶだぁ』を見てたら、突然悲しいコントが始まって、オチも笑いも全くないまま、悲しいまま終わったって思い出があるんですけど、あれは何でしょう?」っていうのが来て。で、色々調べたら、志村さんが突然、何本か「シリアス劇場」っていって、突然、コントじゃないの。悲しい劇をやってて。

で、ご本人に訊いたら、当時、照れくさそうに、「悲劇の方が、喜劇よりも上だっていう人がいてね」と。「笑わせるのは簡単だけど、泣かせるのは難しいっていう人がいて。ちょっとさぁ、悔しくてさ」っていう。

「上も下もないんだけど、悔しくてさ。できるぜっていうのを、口で言うんじゃなくて、見せたくてさ」って話をなさってて。「ああ、凄いなぁ」って。

そういう意味じゃ、お笑い全体のキャプテンっていうかね。「お笑いはなんでもできるんだ」っていう。

もちろんね、志村さん、その時におっしゃってた通り、上も下もないんだけども、「あ、そういうことも担ってくれてたんだ」とか。まぁ、ちょっと思い出しますね。

本当に、ご冥福をお祈りしますとしか言えないんですけどね、色んなものを与えてもらいました。

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