2020年3月25日放送のニッポン放送系のラジオ番組『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』(毎週水 27:00-28:30)にて、TBSテレビのプロデューサー・藤井健太郎がゲスト出演し、初めて自分で企画した番組で「第三のダウンタウン」放送作家・高須光聖に仕事を依頼しに行ったと告白していた。
佐久間宣行:そう言えば、『リンカーン』のADやる前に、入社1年目かなんかで企画通してなかったっけ?
藤井健太郎:そうですね。それは情報の時にいて、6年目以下の募集みたいなのがかかって、見様見真似で出したら、通していただいて。一年目で通って、ニ年目の時に番組になったんですけど。特番一本やりましたね。
佐久間宣行:それは『キリウリ』?
藤井健太郎:いや、それは『限度ヲ知れ』っていう、世の中には知られていない単発で。
佐久間宣行:うん。
藤井健太郎:対 公共のものに対する、リミットを調べる、みたいなことなんですけど。
佐久間宣行:うん。
藤井健太郎:たとえば、牛丼屋さんで、「なんとか抜き」みたいな。
佐久間宣行:ああ。
藤井健太郎:特殊オーダーの限界、みたいな。
佐久間宣行:うん。
藤井健太郎:で、ネギ抜きみたいなのから始まり、「肉抜き」いけるか、「米抜き」行けるか、最後「丼抜き」行けるか、みたいな。
佐久間宣行:ああ。じゃあ、もう『水曜日のダウンタウン』に近いね。
藤井健太郎:変わってないっちゃ変わってないですね、根っこは。
佐久間宣行:根っこの部分は。
藤井健太郎:そういうのをドッキリ的に仕掛けて、どこまでOKしてもらえるか、みたいな。
佐久間宣行:そういう時に、藤井さんの伝説みたいな、その中の一個みたいなのに、入社一年目かニ年目で企画通した後、普通だったら高須さんに頼みに行ったんでしょ?
藤井健太郎:ふふ(笑)そうです、そうです。
佐久間宣行:構成作家を。
藤井健太郎:高須さんにお願いしたのは、それです。
佐久間宣行:それは凄いよね。
藤井健太郎:でも、それは自分からってよりは、情報の部署にいたんで、周りにザ・バラエティの作家さんがいなくて。
佐久間宣行:うん。
藤井健太郎:「せっかくこういう機会だから、やってみたい人とちゃんとやった方がいいぞ」って言われて。
佐久間宣行:うん。
藤井健太郎:「ビッグネームでもいいから、頼んでみたら?」みたいに言ってくれて、「じゃあ」ってことで。
佐久間宣行:23か4の時?
藤井健太郎:23か4ですね。
佐久間宣行:その時の高須さんって、ダウンタウン番組でブワーッとやってる、一番売れてる構成作家みたいな。
藤井健太郎:そうですね。
佐久間宣行:それは凄いよ。俺は同い年のオークラさんと始めたもん(笑)
藤井健太郎:ふふ(笑)でも、自分からってよりは、多少後押しありつつですが。でも、まぁ当時、二人で何回も打ち合わせさせてもらったんで。それは本当に貴重な経験というか。