2024年3月25日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、『100分de名著』フロイトの夢判断の回で自分の夢の話をして識者をドン引きさせたと告白していた。
伊集院光:よくね、「伊集院はこの番組が一番ヤバイことを言っている」と。ヤバイことを言っていて、ニッポン放送のお昼の番組とかは大人しいとか。ましてや、NHKはもっと大人しいとか、テレビはもっと猫をかぶってる、みたいな評価ありますけど。
結構、NHKのテレビの『100分de名著』がはみ出ることがあって。今回、フロイトの『夢判断』っていうのをやってて。そのフロイトの先生の精神医学みたいこと。心の不調みたいなののカウンセリングとかをやる専門家でもあり、フロイトのもう日本でも有数の先生が前にいて。
で、フロイトの夢判断の精神分析みたいなを解説する時に、「あ、僕の場合はこういう夢を見る時があって。で、こういう夢を見た時は必ずこんなことをしてます」みたいなことを言うんです。僕はそういう係ですから。
言うんですけど、そのたびに先生がまず物凄い興味深い顔をしてメモを取り。で、最終的に引くっていう(笑)はっはっはっ(笑)
「そのケースはあまりにレアなんで、僕はちょっとこの話とは離れてしまいますんで、また今度ということで」って。なんだよ、「また今度」ってなんだよ(笑)それが結構現れる。
フロイトの夢判断自体、もうめっちゃくちゃ面白いんだけど、たまに俺がこうあんまりに興味持っちゃって、自分がこういう夢を見てきましたよっていう。「子供の頃にヤギが僕の思い出の背景を全部、片っ端から食べていくっていう夢を見たことがあります」「…あ、ちょっとそこ詳しくいいですか?」って。
「多分、それは荒川遊園地にいたヤギだと思うんですけど、まず中学生ぐらいの時に僕、写真、自分の写真が大嫌いになって。これは実際になんですけど、そのヤギにやっちゃいけないことなんですけど、食べさせたことがあって。それから心が不調の時は、必ず僕の思い出をヤギが食べていくっていう夢を見てました」と。
「ちょっと放送ではアドバイスが難しいので」って(笑)うん、そんなことでかなりご迷惑をおかけしましたね。そのおかげで、良い出来にはなってますので、ぜひフロイトの夢 判断のテキストなんかも買っていただいてね。
…もっともっとすごいのもあんですけど、さすがにそれはね…よし、じゃあこれアーカイブに残してください。