2024年3月9日放送のニッポン放送系のラジオ番組『オードリーのオールナイトニッポン』(毎週土 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が、アカデミー賞授賞式で大スベリしてしまった敗因を改めて分析していた。
若林正恭：まぁ、私、個人的な話ですけども、アカデミー賞、昨日。あれ昨日やった、で、夕方っっていうか夜撮ってて、そのままあれオンエアしてんだもんなぁ、あれ凄いよなぁ。
で、去年もやらしていただいたんですけど、まずなんで俺にやらしてくれんのかだよね
、あれね、水トちゃんとね、一緒にアカデミー賞。で、俺がその要するに話題賞か。で、スピーチをしたあの大事件。
ドンズベリ事件。私の人生でも本当に一、二を争う外し方。10年前だってね、2014年ですって。あれからもう10年経って。で、同じ場所なのよ。プリンスホテルなのよ。で、もうあの駐車場から止まってる車がさ、もう凄いのよ、もう外車、外車、外車で。まぁ、俺もね、外車なんだけど(笑)
まぁドームでやってる人間ですからね、そりゃそうだろって話でもあるんだけど。それで、入ってさ、でもさ、同じ場所なんだよね、10年前とプリンスホテルで。で、入ってさ、オープニングのさ、水トちゃんと「アカデミー賞、始まります」みたいなのをアカデミー賞会員の方も、ドレスコードがあるんだろうね。皆さんこうタキシード、ドレスでバーって埋まってる中、それを背に、真ん中辺りで「これから始まります」みたいなのを撮るんだけど。
まぁ10年、だから35歳の若ちゃんだよね。西田敏行さんとね、掛け合って。謎の「役者とお笑い、何対何でやっていきますか？」の、「10対0で役者です」って言えばオチる振りをね、西田さんから頂いたところ、「お笑い7、役者3でやりたいです」っていう、なんかちょうどどっちにも転ばない数字を出しちゃって、「ん？んん？」みたいになって、頭の中が真っ白になったっていう。
で、10年経って思うけど、まずあの場ってアカデミー賞会員の方で埋まってる、何百人埋まってる。これからスーパースターが出てくるっていう場なわけじゃないですか。で、それ待ち、それを見たいから来てらっしゃる方、映画好きでっていう場で、芸人が出てって笑いをとるってこと自体が、なんか構造から反してるっていうか。それ分かんないんだろうね、35歳の若ちゃんは。
で、なんか「笑いをとんなきゃ」って思うのかなぁ。それ自体が…だから、やっぱ去年もそうなんだけど、役者さん自体の撮影の裏話とか映画も見てるから、一番ウケんのよ。だからそのなんかそれ以外の人の個人的なオトし方だと、ウケてないんだよ。やっぱりだからそんなの一目瞭然なのに、若ちゃん10年前、なにチャレンジしたんだろうな、みたいな(笑)
あれ好きだね、本当日テレの人好きだよね、俺と山ちゃんのあのシーン(笑)いやぁ、あのシーン好きでさ(笑)
