2024年1月6日放送のテレビ東京の番組『伊集院光と佐久間宣行の勝手にテレ東批評』にて、お笑い芸人・伊集院光が、オリエンタルラジオ・中田敦彦との『やりすぎ都市伝説』での「プロレス」の裏側を明かしていた。
伊集院光:『やりすぎ都市伝説』がね。
佐久間宣行:『やりすぎ都市伝説』も楽しみですね。
伊集院光:なんか、僕は『やりすぎ都市伝説』、一時期凄い出してもらってたんだけど。
池谷実悠:はい。
伊集院光:そこに、お決まりのプロレスパターンっていうのがあって。
佐久間宣行:はい。
伊集院光:中田のあっちゃんが出した都市伝説の補足をしながら、より深いところにいっちゃって、顔をつぶすっていう。
佐久間宣行:うん。
伊集院光:いい意味での…もちろん、台本はないんだけども。「これ、やろうぜ」っていうのがツーカーで決まってるから。
佐久間宣行:うん。
伊集院光:中田君がドヤ顔で締めると、「あ、でもその人なんだけどさ、後に…」ってやる時に。それこそ中田あっちゃんがコントの呆然とする顔をするくだりっていうのが、3~4回あったかな。
佐久間宣行:うん。
伊集院光:それが大好きで。中田君って才能の塊と。
佐久間宣行:あと、鼻っ柱が強いのもあるから、振りが効いてる。
伊集院光:で、アドリブコントみたいにもなるし。で、こっち側もそれをやるために、「中田君って、どれ系のネタやるの?」っていうのを聞いて、自分で凄い調べたり、本を読んだりとかして。
佐久間宣行:うん。
伊集院光:その一瞬のプロレスコントが俺はもう大好きだったんだけど。あっちゃんが全然今、違う方向に行っちゃったから。
佐久間宣行:そうですね。
伊集院光:あっちゃんがテレビ戻ってきてくれるなら、何がやりたいかって言ったら、都市伝説かぶせで顔を潰されて、「ウーッ」ってなるあっちゃんとセットのコント。
佐久間宣行:ああ。
伊集院光:あれをやるために、凄い本買ったりとか。
佐久間宣行:その一瞬のためにね。打ち合わせしてるやつじゃないから、だから手広く準備しとかなきゃいけないってことですね?
伊集院光:だから、あっちゃんが「これについてやるらしいですよ」っていう話はスタッフから教わるんだけど。
佐久間宣行:うん。
伊集院光:どういう話術で、どう落してくるか分からないから。で、そうすると、その人に関するわりと専門書を漁って、「ここを言えば、多分ここまではこないだろう」ってやってるの、楽しかったなぁ。
佐久間宣行:めちゃめちゃ大変じゃないですか(笑)
伊集院光:大変だけど、そんなのやれんのあっちゃんとだけだったから。
佐久間宣行:吉本でも少しあっちゃんは大阪じゃないし。
伊集院光:うん。
佐久間宣行:ザ・吉本の芸風じゃないですもんね。
伊集院光:そうなのよ。それがとてもよくて。ちゃんとあっちゃんが驚くようなことをして、あっちゃんも驚きプラス盛ったコントをやってくれるから。自分のテレビ史の中でも好きな瞬間がこの都市伝説でやるあっちゃんかぶせコント。