2022年12月22日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『おぎやはぎのメガネびいき』(毎週木 25:00-27:00)にて、おぎやはぎの小木博明が、ウエストランドがさや香を破ってM-1優勝したのは「10回やって1回勝てるか勝てないか」の奇跡だと指摘していた。
矢作兼:ガチ過ぎるだろ。
小木博明:ねぇ、なんだろうね。
矢作兼:審査員が優秀すぎるんだよ。
小木博明:うん。
矢作兼:審査員、もうちょっとカタブツがいないと。
小木博明:カタブツいたじゃん、一人…あれ、カタブツじゃないか、クニちゃんは。
矢作兼:クニちゃんはカタブツじゃないよ(笑)もっとさ、審査員っぽい、ヘッドホン片耳で(笑)
小木博明:うん、そういう作曲家さん、作詞家さんみたいなね。
矢作兼:よく分かんないけど、漫才協会みたいなのがあったとしたら、その理事みたいな人。
小木博明:ちゃんとテクニカルな部分を見てくれる人ね。
矢作兼:そう。やっぱ芸人がさ、ちゃんとした芸人すぎてさ、審査員が。
小木博明:はい、はい。
矢作兼:だからガチになっちゃうんだよな。
小木博明:ガチなのかもしれないな。
矢作兼:あれ、俺たちの知ってるコンテストだったら、さや香だよ。
小木博明:まぁまぁ、普通に考えたらね。
矢作兼:それでウエストランドは結果、優勝してないけど面白いから傷跡を残して売れるっていうのが。
小木博明:そう、一番綺麗なんだよな。
矢作兼:なに優勝してんだよ。
小木博明:でも、本当にあの場を掴んじゃったんだろうな。本当、あの日だけだと思うよ、ウエストランドが優勝できる日は。
矢作兼:ああ。
小木博明:日本がスペイン、ドイツに勝ったじゃん、ワールドカップで。
矢作兼:うん。
小木博明:あれだって、10回やって1回勝てるか勝てないかの本当は勝負じゃない。
矢作兼:そうだね。
小木博明:たまたま、あの大きい大会で勝っただけであって。
矢作兼:そうだ。
小木博明:ウエストランドは勝てないよ、本当は。
矢作兼:次もう1回あったらね。
小木博明:勝てない、勝てない。
矢作兼:だから、本当にその空気の流れを。
小木博明:一番良い空気をアイツらが持ってったんだよ。
矢作兼:すげぇなぁ。
小木博明:それも実力だけど。もちろん凄いとは思うけど。
矢作兼:ガチだったなぁ。