高校で何回も停学になっていたせいじ
千原ジュニア:マラソン大会がイヤで、せいじが。
小籔千豊:うん。
千原ジュニア:10キロマラソン走って、脇のところに親戚の姉ちゃんに待っといてもらって。親戚のお姉ちゃん、軽自動車乗って、ゴールの近くまで行って。
小籔千豊:うん。
千原ジュニア:で、下ろしてもらって、ゴールしたら10kmを5分切って。
岩尾望:ふふ(笑)
千原ジュニア:停学になったっていう。
後藤輝基:ふふ(笑)
小籔千豊:へぇ、ヤンチャっすね。
千原ジュニア:8回ぐらい停学になってるからな、アレ。
後藤輝基:へぇ!8回停学で、よう退学にならんかったですね。
岩尾望:ふふ(笑)
千原ジュニア:卒業延期。だからギリギリ、アイツ一人で卒業式よ。
後藤輝基:へぇ。
千原ジュニア:これも、それこそよう何回か言うたけど、停学になって、最初は高1の時、怒られるからアイツ、風呂沸かすねん。風呂洗って。
後藤輝基:はい。
千原ジュニア:で、オカンがパートから帰ってきて、「うわぁ、お風呂湧いてるわ。誰がやってくれたん?お兄ちゃんやってくれたん?優しいなぁ」とか言うてたら、夜、電話かかってきて。
後藤輝基:はい。
千原ジュニア:「息子さん、停学です」みたいな。風呂掃除して、風呂沸かしとくっていうので、なんとか機嫌とろうとして。
小籔千豊:うん。
千原ジュニア:もう4回目ぐらいから、パートから帰ってきて、風呂沸いてたらめちゃくちゃキレる。
後藤輝基:ふふ(笑)
小籔千豊:パブロフ状態ですね(笑)
千原ジュニア:そう、そう。パブロフの風呂。
これが実の兄なのか…
千原ジュニア:切ってもらってる美容師さんじゃなくて、また違う美容師さんがお昼休憩。その人も20年も前からいて、せいじとめちゃめちゃ仲良い友達のお姉さんらしいねんけど。
ケンドーコバヤシ:うん。
千原ジュニア:そういう関係性ももちろんあんねやろうけど。
ケンドーコバヤシ:うん。
千原ジュニア:「じゃあ、お昼行ってきます」って。「何食べんねん」って。
ケンドーコバヤシ:ふふ(笑)どうでもエエやん(笑)
千原ジュニア:なんでもエエやん。人様がランチに何を食されようが。
ケンドーコバヤシ:帰ってきて聞いてもええやん、何やったら。
千原ジュニア:そう、そう。「何食べんねん」「コンビニで済まそうかなって思ってて」「そこに新しいタイ料理屋できてるやんけ。あそこ行ったらええねん」「いや、私、タイ料理アカンっくて」「なんでやねん」「パクチーが苦手で」って。
ケンドーコバヤシ:ふふ(笑)
千原ジュニア:「え?タイ料理食われへんの?」「私、意外と好き嫌い多くて」って。その瞬間、「親、料理下手やろ」って。
ケンドーコバヤシ:ふふ(笑)
千原ジュニア:俺、鏡越しで「これが実の兄なのか…」って(笑)
ケンドーコバヤシ:はっはっはっ(笑)
そんなところからマスクを…
千原ジュニア:俺の知らないせいじのことを、夕(甥っ子)が教えてくれんねん。それがめちゃくちゃオモロイねん(笑)
千原せいじ:うん。
千原ジュニア:「ちょっと聞いてくれ」と。「マジで聞いてくれ」って。「ホンマこれ、どう思う?」言うて。
千原せいじ:うん。
千原ジュニア:せいじがハットかぶって運転してた。で、夕が助手席に乗ってた。で、目的地、買い物かなんかに行くっていうんで、駐車場着いた。
千原せいじ:うん。
千原ジュニア:で、さぁ降りようとしたら、せいじが「ああ、せやせや、マスクやマスク」って言うて、車の中ではしてないから。
千原せいじ:うん。
千原ジュニア:「ああ、マスクせな」って、かぶってたハットとったら、頭の上にマスクが乗ってて(笑)
千原せいじ:ふふ(笑)
千原ジュニア:「それをすんねん。もうマジで気持ち悪いって、アイツ」って。
千原せいじ:はっはっはっ(笑)なくさへんやん、そっちの方が(笑)
千原ジュニア:「なんでこんなところに、なんで頭頂部にマスク置いてアイツ運転してんの?マジで気持ち悪いねん」って。
千原せいじ:なくさへんから(笑)
千原ジュニア:夕が言うわけやん。「気持ち悪いな、それ」って(笑)
千原せいじ:うん。
千原ジュニア:で、「携帯で電話し終わった、その電話切る、顔の脂がついてるその携帯の画面を靴下で拭きよんねん」って(笑)
千原せいじ:いやいや(笑)
千原ジュニア:「アイツマジで、自分の体の中で顔が一番汚いって認識しとるな」って言うて。
千原せいじ:はっはっはっ(笑)
千原ジュニア:みたいな、そういうね、息子から見た親父(笑)
息子の初彼女と遭遇して…
千原ジュニア:夕(甥っ子)が、彼女と歩いてたんやって、家の近所。
千原せいじ:うん。
千原ジュニア:ほんなら、向こうからせいじが来たんやって(笑)
千原せいじ:うん(笑)
千原ジュニア:で、「はっ!」ってなって(笑)
千原せいじ:ふふ(笑)
千原ジュニア:で、その彼女は、もちろんせいじさん、お父さんやって分かってるから。
千原せいじ:うん(笑)
千原ジュニア:で、挨拶をって思った、しっかりした子なんやろうな。
千原せいじ:うん。
千原ジュニア:「挨拶を」って思うねんけど、もう夕は「なんでここで歩いてくんねん」って。「しかもめちゃくちゃ汚い格好しとるやんけ、コイツ」みたいな(笑)
千原せいじ:ふふ(笑)
千原ジュニア:色々あって、もう「知らんで、知らんで」っていうんで、無視して行ってんって。
千原せいじ:うん。
千原ジュニア:で、せいじはせいじで、息子が初めて、女の子と歩いてるっていうのを見て、「うわぁ!」ってなって(笑)
千原せいじ:はっはっはっ(笑)
千原ジュニア:二人が、その女の子一人ポツーンと置き去りにして離れていったっていう(笑)
千原せいじ:はっはっはっ(笑)
オーラが淀んでると言われ…
千原ジュニア:我々、千原兄弟のライブにも、(オーラが視えるという芸人に)来てもらって。視てくれって言ったら、その子いわく、「ジュニアさん、凄いです。良いオーラが出てます」と。
ケンドーコバヤシ:なんかジュニアさん、そういうのでエエの言われますね。前も、「背中に龍入ってったの視えた」って言われませんでしたっけ?
千原ジュニア:そうそう。
ケンドーコバヤシ:ねぇ。
千原ジュニア:江原啓之さんに言われたんです。
ケンドーコバヤシ:ねぇ。
千原ジュニア:それで、ライブに来てくれた子に、「聖母のような人がついてます」って言われて。凄いエエこと言うてくれんねん。
ケンドーコバヤシ:エエなぁ。
千原ジュニア:一方、せいじは、「僕はこれまで、こんなに淀んだオーラ視たことないです」って。めちゃくちゃ汚いんですって(笑)
ケンドーコバヤシ:はい。
千原ジュニア:そういう人って、ここにいながらにして、勝手に家に入っていったりとか、寝室がどうだって視えたりするって言うじゃないですか。その人も、視えるんですって。「とにかくせいじさん、リビングの空気が淀み過ぎです。それがダメだから、こんなに汚いオーラになってるんです」って言われて。
ケンドーコバヤシ:はっはっはっ(笑)
千原ジュニア:「やかましいわ!」言うて(笑)舞台で本番中にキレだして(笑)「何がオーラじゃ、エエかげんなこと言いやがって!俺のキャラクターで、そう言うたらウケると思って言うとんのやろ!誰のリビングが淀んどんじゃ!帰れ!コラ!」言うて(笑)
ケンドーコバヤシ:後輩が先輩に呼ばれて言ったのに(笑)
千原ジュニア:「腹立つわ!」言うて。次の日、ルミネの出番、アイツ、ビックカメラからデッカイ空気清浄機買ってきて(笑)めちゃくちゃ気にしてるやん(笑)
ケンドーコバヤシ:寝られへんかったんでしょうね(笑)
千原ジュニア:こんなデッカイ、プラズマクラスター(笑)
ケンドーコバヤシ:業務用の(笑)
見知らぬ女性2人組に…
リスナーメール:「喜び」の感情のメールです。先月、女2人で横浜に遊びに行きました。お昼すぎに、中華街でガイドマップを見ながら迷っていると、いきなり後ろから声を掛けられました。
誰かと思っていたら、それは千原せいじさんでした。せいじさんは、私たちに「マップに頼ってる内は、そんなもん素人やで」と言い、さらに「香りのする方に向かって行ったら、そこがゴールや」と言って、去って行かれました。
千原ジュニア:「怒り」やろ、そんなもん(笑)それがなんで「喜び」なんですか(笑)
中村岳人:嬉しかったんですよ(笑)
千原ジュニア:いやいや、怒りですよ。そしてその背中を見て「哀」ですよ(笑)
中村岳人:ふふ(笑)
リスナーメール:驚く間もなく、あっという間の出来事。しかも初めて生で見た芸能人。帰りの新幹線では、せいじさんの話で持ちきりでした。良い思い出になりました。
ジュニアさん、せいじさんによろしくお伝えください。
千原ジュニア:伝えておきますわ。
中村岳人:これ、良いですね。後ろから声をかけてきて(笑)
千原ジュニア:こんなもん、ノックアウト強盗やで(笑)
中村岳人:「マップに頼ってる間は、素人や」って(笑)
千原ジュニア:そら、素人ですもん。観光客なんですから。
中村岳人:「香りのする方に向かって行ったら、そこがゴールや」(笑)
千原ジュニア:何を言うてるんですか(笑)何なんですか、この人(笑)
中村岳人:これ、食べ物屋だったら、香りで当たってますけど、何を探してるか分からないですからね。
千原ジュニア:そうやで。中華街やからって、そうとは限らんもんな。
中村岳人:凄いですね(笑)ジュニアさん、できます?これ、血の繋がってるお兄ちゃんがやってることですから(笑)
千原ジュニア:いやぁ、言われへんわぁ。
兄からの誘いがなかったら
三谷三四郎:僕なんかからすると、ジュニアさんってずっと天才っていうか、一生天才みたいな。
千原ジュニア:いやいや、全然、全然。芸人になるべくしてなってはる人、ナチュラルボーン芸人と、そうじゃない芸人がいて。俺なんかそうじゃないから。
三谷三四郎:ああ。ナチュラルボーンじゃない?
千原ジュニア:ナチュラルボーンじゃないからね。
三谷三四郎:ナチュラルボーンってどんな人ですか?
千原ジュニア:小さい頃から笑いが好きで、劇場見に行ってて、芸人になるって思って生きてる人いるやん。
三谷三四郎:ああ、なるほど。ジュニアさんはどっちかって言うと、ひょんなことからですもんね?
千原ジュニア:ひょんなことから。
三谷三四郎:何かがかけ違ってたらなってないってことですもんね?
千原ジュニア:全然なってない。未だに部屋にいるかもしれない。
三谷三四郎:ふふ(笑)ああ、そうか。
千原ジュニア:せいじが入って、NSCで「コイツ合うなぁ」って相方をもし見つけてたら、俺はまだ福知山の部屋にいるんちゃう?
三谷三四郎:可能性はゼロじゃないですよね。
千原ジュニア:あるある、全然全然。