樹木希林について語った明石家さんまや爆笑問題・太田ら芸能人たちのエピソードトークまとめ

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明石家さんま

明石家さんま:「結婚しなさい」って(笑)それなりに心配してくださって。その前も、『まんま』で。バラティ、そんな出ない人なんですけど、『まんま』だけは出ていただいて。

竹内朱莉:へぇ。

明石家さんま:それも2回も出ていただいたっていう。一回目は、浅田美代子さんに対してのお礼ね。「美代子をああいう形にして頂いて、本当にありがとう」って。親友やから、浅田美代子さんと樹木希林さんが。

竹内朱莉:ああ。

明石家さんま:で、「感謝してます」って。「その礼を言いに来ただけだから、帰ります」「ちょっと待って!」って言うて(笑)

竹内朱莉:はっはっはっ(笑)

明石家さんま:番組中やねんけど。「本当に帰ります」っておっしゃってましたけども(笑)

竹内朱莉:はっはっはっ(笑)

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明石家さんま:この間…今度、放送があるんですけども、『さんまのまんまスペシャル』でね、悠木千帆(旧芸名)さん…樹木希林さんね。樹木希林さんがゲストに来ていただいて。

新垣里沙:はい。

明石家さんま:樹木希林さんくらい、70歳を越えたりすると、耳が遠くなったり、早口の人は分からないんですって。

村上ショージ:うん。

明石家さんま:テレビとか観てて、早口の人は分からない。でも、樹木希林さんの周りの人たちは、「アンタ(明石家さんま)を観て助けられてるのよ。みんな、元気をもらってるのよ」って。

新垣里沙:はい。

明石家さんま:「言葉は分からないけど、『動いたり、笑ったりしてるので、きっと、面白いことを言ってるんだろうなぁ』って思って、支えにしてくれてる」って、樹木希林さんがこの間、言ってまして。

新垣里沙:凄い。

明石家さんま:それもありがたいことや、というね。そういう年寄りもそうやし、小さい子が「ウチの子は、さんまさんテレビで観るたびに、じっとしてるんです」とか。「初めて覚えた言葉が、『さんま』です」っていうのは、何人もいるんですよ。

新垣里沙:へぇ。

明石家さんま:親が多分、「さんまさんよ」とかテレビの前で言ってるんでしょうけども。

新垣里沙:はい。

明石家さんま:だから、初めて覚えた言葉が「さんま」って、凄い嬉しいやん。ママでもなく、パパでもなく。「さんま」やという。そういうのは嬉しいですね。

新垣里沙:はい。

明石家さんま:あとは、病気してる人が、病院から手紙くれたり。「こういう病気で入院してるんですけど、さんまさんを見るのが楽しみです」って。こちらの支えになる、力になる言葉ですよね。

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爆笑問題・太田光

太田光:「希林さん、向田邦子さんのこと『仲悪い』だなんて口ではおっしゃってますけども、好きだったんじゃないんですか?」って言ったらね、「うん、まぁそこまでは言わないけれども」って。

田中裕二:うん。

太田光:「ただ、あの方が飛行機事故でお亡くなりになった時に、色んな全部の記事を読みました、私は。その時、向田さんの同業者で、『取材旅行と称して、出版社からお金を出してもらって旅行に行って事故に遭った』みたいなことを書かれてる方がいらっしゃったんです」と。

田中裕二:うん。

太田光:「その言い方はない。私は、あれは本当に怒りがこみ上げてきて。その方とは、一切、仕事をしないと決めました。未だに仕事してないです」って言ってたね。

田中裕二:へぇ。

太田光:そういう、なんていうのかな。

田中裕二:単純に好き嫌いの話じゃないですね。

太田光:希林さんの男気…男気っていうのも変ですけどね。言葉にしないんですよ。

田中裕二:うん。

太田光:樹木希林さんも、向田邦子さんも、決して言葉にはしない。けれども、自分で決める。自分の中で「この人」って決める部分っていうのは、お互いあって。

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太田光:希林さんが…これも、『徹子の部屋』で俺、見たんだけど。「生まれ変わったら、内田裕也さんともう一度結婚したいか?」みたいな話になった時に、「いやぁ、もう会いたくない」と。

田中裕二:うん。

太田光:「生まれ変わってね、あの人に会いたくない」って。「会ったら、また好きになっちゃう」からって。言ってたんだよね。

田中裕二:うん、凄いね。

太田光:これもまた、よく…スッとそういうさ。

田中裕二:うん。

太田光:だからもうね、「また同じ苦労するから」って。会いたくはない。会ったら、また同じだって。

田中裕二:凄い愛情表現っていうかね。

太田光:うん。

田中裕二:凄い言葉だよね。スッと出るんだね。

太田光:うん。カッコイイですよね。

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おぎやはぎ・矢作兼

矢作兼:『愛車遍歴』でゲストに来てくれたときに、樹木希林さんが「小木さんは結婚されてますよね。矢作さんは、結婚をしてないの?」って言われて。「してないです」って答えて。

小木博明:うん。

矢作兼:「矢作さん、おいくつ?」って言われたから、「42歳です」って言ったら、「じゃあ、もう結婚できないわね」って。

小木博明:うん。

矢作兼:「何でですか?」って訊いたら、「42歳の男っていうのは、もう物の分別がつくでしょ?物の分別のつく男に、選べる女は1人もいない」って言ってて。

小木博明:そうだったね。

矢作兼:物の分別がつく前に選ばないと、それに見合う女なんか1人もいない。

小木博明:たしかに、1人もいないわ(笑)

矢作兼:それをなだぎさんに言ったら、「あぁ!なるほどな」って言ってて。心に残ってたんだろうね。

小木博明:うん。

矢作兼:俺も、樹木希林さんに言われたときに、「そうか」って思って。俺は真逆の発想になって。「条件に合う女が1人もいないってことは、逆に考えれば誰でも良い、誰でも一緒ってことだ」って思って。だから、俺はスゲエ変なヤツと結婚すんじゃないかな(笑)

小木博明:一緒、一緒だね(笑)そうだよ。でも、樹木希林さん、これ女性側からの意見っていうのが凄いよね。

矢作兼:凄い。

小木博明:男だったら分かりそうだけど。女性で分かるって凄いな。

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伊集院光

伊集院光:スポンサーさんが付いてて。コーヒーのメーカーのスポンサーさんが付いてて、で、ゲストに来ていただいた方、最後に「どうぞ飲んでください」って、そのスポンサーさんのコーヒーセットを差し上げるっていう終わり方をするんですよ。

新井麻希:ええ。

伊集院光:CMの入り方するんですけど、それを樹木希林さんに「コーヒーセット、差し上げます」って言ったら、「いらない、いらない。そういうのいらない」って。

新井麻希:ふふ(笑)

伊集院光:「生放送で、うん…また、そういうね、天邪鬼な」なんつったままCMに入ってく(笑)

新井麻希:ふふ(笑)

伊集院光:そのくだりがね、実は裏話があってね。前プロデューサーの池田っていうのが、樹木希林さんに過去、取材で無礼があって。凄い怒られたことがあるんだって。

新井麻希:ああ。

伊集院光:そのせいで、樹木希林さんをお迎えするに当たって、「伊集院、気をつけなさいよ」と。「あの方は、ちょっと曲がったことがあると、怒られるから」って。別に普通にしてて怒られるわけじゃない。それは、もうそのプロデューサーの粗相があったんだけど。怒られるから。その辺、細心の注意を払ってくれ、と。

新井麻希:はい。

伊集院光:自分は、粗相をして怒られて。で、再度お願いして来てくださってるわけだから。やっと許されてるところだから、「そういうことないように」って言われてて。

新井麻希:ええ。

伊集院光:僕、ちょっと怯えて入ったんだよね、頭。今もそうですけど、ドア開けてスタジオ入ると、その時点では、ゲストの方のプロフィールが流れてて。その間の緊張みたいなものが、樹木希林さんに伝わって。

新井麻希:はい。

伊集院光:「で、何緊張してんの?」みたいな話になって。「いや、実はこういうことで。ウチのプロデューサーがこうだから…実は、怖いんです」って話をしたんです。

新井麻希:ああ、したんですか、御本人に。

伊集院光:したんです。そしたら、まぁ優しくて。いっぱい色んなことを喋ってくれて。

新井麻希:はい。

伊集院光:結果、俺がちょっと調子に乗ったっていうか。「よし、これでいける」っていうのを、恐らく樹木希林さんは察知したと思う。

新井麻希:なるほど(笑)

伊集院光:ビビってたくせに、何かこうトークが楽しくなったっていうことでこっちが安心してるのを見て、ちょっとイタズラしたくなったんだと思う。

新井麻希:なるほど(笑)

伊集院光:それで、その「コーヒーセット差し上げます」からの、「いらない、そんなの」っていう(笑)

新井麻希:ふふ(笑)

伊集院光:肝を冷やしたねぇ。

新井麻希:へぇ(笑)

伊集院光:もう、替えのきかない人だからね。まぁ、世の中に替えがきく人なんてなかなかいないんだと思うんだけど。

新井麻希:はい。

伊集院光:まぁ特にその、替えのきかない人ですからねぇ。

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古舘伊知郎

古舘伊知郎:全部自分が受けるわけだ、仕事を断るのも、受けるのも。全部、自分が電話を受けたりするわけ、FAXか電話で。

そうするとね、こういうふうに言うんだって。「それで、ギャラはいかほどかしら?」って言って。「あれ?」って、安くてやってられないと思うと…仕事、ドラマとか映画とかこの仕事。そういう時、なんて言うかっつったら、必ず、「安いわね。やりたくないわ」って言うと、角が立つから。「あら、そのお値段?ちょっとかったるいわね」って言うんだって(笑)

もう、抜群でしょ?(笑)まぁ、誰が言うかで決まるんだけど。「ちょっとかったるいわね」って。誰でも分かるわね、それね。

「それだったらね、あの人が良いわ」って言って、自分が紹介するんだって、キャスティングを決めるんだって(笑)「あの人が良いと思う」「あの女優さんが良い」「この人が良い」って言うと、「分かりました。ありがとうございます」って、断ってるのに全然角が立たなくて(笑)

「じゃあ、その人に当たってみます」とか言うんだって。実際に、その人で成立してたりすることが、結構あるんだって(笑)面白いよね。

それで、内田裕也さんが延々とカネを無心してくるから、どうプロテクトするかっていうさ(笑)自分の戦術とかもさ、全部説明してくれるんだよ。

古舘伊知郎、樹木希林がギャラの安いオファーを断る際の返答に驚く「あら、そのお値段?ちょっとかったるいわね」

岡村隆史

岡村隆史:本当に樹木希林さんがその(日本アカデミー賞授賞式で)同じテーブルにいてくれはって、凄い助かったの。めっちゃくちゃ楽しかった、ホンマに。

「あなた、大丈夫だった?洗脳されたんだってね」って。「いや、僕じゃないです」って(笑)「あ、違うの?」って。

「中島さんと、アレだったんでしょ?」「まぁ、たしかに僕もその占い師の方に見てもらったんですけど」「どうなったの?その占い師の方は」って話ししてて。でもう、その時、誰やったかな?柄本明さんもいてはったかな、同じ。柄本明さんもずーっと樹木希林さんの話、聴いてはって。

主演女優賞の時に、忘れもせぇへんけど、「主演女優賞、誰だと思う?」「いや、ちょっと分からないですね」「主演女優賞は、ブスはダメだからね。私みたいなのとか絶対ダメだから。お芝居が上手いのは当たり前。それプラス、美人でないとダメだから。誰が美人?」って言ってた(笑)

「助演は全然大丈夫。助演は、もう顔とか関係ないから。本当にお芝居が上手いっていうのが一番大事だけど。主演女優は、お芝居+綺麗な人じゃないと、絶対にダメなんだから。誰が綺麗か、もうまずそれ決めないと」って言うて。ずーっとそれ言うて、凄い面白かって(笑)凄い助かったなぁって思って。

本当に面白い。その場を凄く盛り上げてくれはったなぁって。

岡村隆史、樹木希林と日本アカデミー賞授賞式で「オセロ中島を洗脳した占い師」の話をした思い出「めっちゃくちゃ楽しかった」

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