2022年3月21日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、『伊集院光とらじおと』が終了に近づく中で自分不在だったため「まるで追悼番組」のようだったと語っていた。
伊集院光:最後のラストスパートだから。この6年間に来たゲストの思い出みたいなメールをいっぱいもらってるわけ。
でいて、それは毎日、少なくとも僕はそこにいるわけじゃん。そこにいて、俺は会ってるわけだから、「この人、こうだったよ」とかって感想を言える。そのメールがきたら、感想を言えるっていう。
まぁそういう前提でもらってるメールなのに、俺がいないから。きてるメールによっては、月曜日のアシスタントが知らない人、知らない話だったりするじゃん。
そうなると、自分の知ってる思い出のことを語るって感じになるんだけど。そうすると、みんななんかさ、「伊集院さんはこういういい人です」みたいなことを、過度になんか言うわけ。
こんな大事な時に、病気で可哀想だなみたいなのも入ってくるし。ましてや番組最後の思い出を語るゾーンが凄い多いから。なんかみんなで「伊集院さんがこの時、こういうことをしてくれて」とか。
「伊集院さん、私が噛んだ時に優しくて」みたいな話を殊更するわけ。向こうもあと、「アイツ聞いてる」みたいな。だって長年やってるディレクターとミキサーが何も言ってないのに、「罵詈雑言を言われた」って文句言うんだよ(笑)
それ考えたら、奴のことだから聞いてるんだよ。まんまと聞いてるわけ。まんまと聞いてる時に、ちょっとでも「あの言い方が…」ってなったら、うるせぇんじゃないかって思ってるに決まってるから(笑)
だから、気をつかって凄い「伊集院さんがこういうことを教えてくれた」とか、「この時に、伊集院さんにこういうことを言われて、こういうことが分かったんです」とか言うんだけど。まるで追悼番組(笑)
みんなも絶対思ったって(笑)ウチのカミさんからLINEきたんだから。「あんた死んだみたいね」ってLINEが俺のところにきたんだから。毎日さ、入れ代わり立ち代わりで「惜しい人をなくした」みたいな話になってて。
なんかあの感じが、なんつーのかね、不思議な感じ。