2021年4月14日放送のテレビ東京系列の番組『あちこちオードリー』にて、お笑いコンビ・シソンヌの長谷川忍が、『有吉の壁』に出演できるようになったのはじろうがオーディションに辟易として「こんなことしてねぇで、コントしてぇよ!」と魂の叫びを上げたことがきっかけと明かしていた。
若林正恭:『有吉の壁』とか?やっぱり、世間の反応が変わってきたのは。
長谷川忍:『有吉の壁』がなければ、ここにも座ってないでしょうし。
若林正恭:ああ、そう?
長谷川忍:はい、ぐらいありがたいですね。
若林正恭:ああ。
長谷川忍:でも、優勝した後も、やらしい話、感度の良いテレビは使ってくれてたんですよ。
若林正恭:なるほど。
長谷川忍:テレ東さんの佐久間さんにもお世話になってましたけど。
若林正恭:感度ビンビンだからね(笑)すぐ感じるから(笑)
長谷川忍:どう使っていいか分からないっていう、ある程度説明書が書いてないと使えないってテレビは呼ばれなかったんです(笑)
若林正恭:はっはっはっ(笑)凄い怨念が(笑)
春日俊彰:まぁ、分かるけど(笑)
長谷川忍:当時はそういう怨念ありましたよ。
若林正恭:今はないけどね(笑)
長谷川忍:今は全くないです、なんでもやります(笑)
若林正恭:はっはっはっ(笑)でも、『有吉の壁』とか、コントの芸人さんが思う存分実力を発揮できる久しぶりの番組だよね?
長谷川忍:あれはありがたかったですね。
若林正恭:声かかって、手応えが「ちょっと『有吉の壁』、得意かも」みたいに思った瞬間はあるの?
長谷川忍:元々、オーディションなんですよ、『有吉の壁』。
若林正恭:へぇ、オーディション受けたんだ?
長谷川忍:優勝した後だよね、その後のオーディション受けて。
若林正恭:結構凄い話じゃない?優勝してもオーディション行くって。
長谷川忍:行ったんです。
じろう:会議室で、「はい、ここ海だと思って」って。お題をバラまかれて、泳いでるふりをして(笑)
若林正恭:ふふ(笑)
春日俊彰:そんなオーディションだったの?(笑)
若林正恭:ビーチでやるやつを?
長谷川忍:それをみんなで会議室でやったんです。で、そこでボケるんですけど、そんなウケないですし。後ろにいる芸人たちが頑張って笑ったりして、みんなで盛り上げるんですよ。
若林正恭:うん、うん。
長谷川忍:で、ついにウチの相方が嫌になっちゃって、急に泳いでて、沖に上がった途端に、「こんなことしてねぇで、俺はコントしてぇよ!」って言ったんですよ(笑)
じろう:覚えてない(笑)
長谷川忍:そしたら、それが一番ウケたんです(笑)
若林正恭:はっはっはっ(笑)
春日俊彰:凄いね(笑)
長谷川忍:で、俺はウケたけど、「ああ、これは多分呼んでもらえねぇのかな」って思ったら、呼んでいただいて。
若林正恭:その一言かな?
長谷川忍:俺はそれだと思ってます。
若林正恭:それじろうさんさ、自分で笑いとりに行ったわけじゃなくて、魂の叫び?
じろう:魂の叫びじゃないですか?(笑)嫌になっちゃって。
若林正恭:記憶がないってことはそうだよ。
長谷川忍:それが優勝した後の話ですからね(笑)
野田クリスタル:その後、優勝だよ、普通(笑)