2021年1月1日配信開始となったYouTubeチャンネル『街録ch』の動画にて、お笑い芸人・千原ジュニアが、兄・せいじからの「相方になれ」という誘いの電話がなかったら「未だに自分の部屋で引きこもっていたかもしれない」と語っていた。
三谷三四郎:お笑いやり始める頃は、「なんでもよかった」って感じじゃないですか。
千原ジュニア:それはもう、すぐ好きになるよ。
三谷三四郎:ああ。
千原ジュニア:入ったらね。それは中卒で入って、もうここしかないねんもん。
三谷三四郎:ああ、自分の生きる道が、というか。
千原ジュニア:そう、そう。メシ食うていくのが。
三谷三四郎:ああ。
千原ジュニア:なんぼ30何年前だって、中卒なんて数える程しかおらんからね。
三谷三四郎:うん。
千原ジュニア:ここでアカンってなったら、さすがにシャレならんなって。
三谷三四郎:そっちですか?
千原ジュニア:そっち、そっち。だから、ウケない3年間ぐらい、「これもしかしたら、今回の人生、やってもうたかも…」って。
三谷三四郎:ああ、なるほど。そういうことなんですね。
千原ジュニア:そう。
三谷三四郎:僕なんかからすると、ジュニアさんってずっと天才っていうか、一生天才みたいな。
千原ジュニア:いやいや、全然、全然。芸人になるべくしてなってはる人、ナチュラルボーン芸人と、そうじゃない芸人がいて。俺なんかそうじゃないから。
三谷三四郎:ああ。ナチュラルボーンじゃない?
千原ジュニア:ナチュラルボーンじゃないからね。
三谷三四郎:ナチュラルボーンってどんな人ですか?
千原ジュニア:小さい頃から笑いが好きで、劇場見に行ってて、芸人になるって思って生きてる人いるやん。
三谷三四郎:ああ、なるほど。ジュニアさんはどっちかって言うと、ひょんなことからですもんね?
千原ジュニア:ひょんなことから。
三谷三四郎:何かがかけ違ってたらなってないってことですもんね?
千原ジュニア:全然なってない。未だに部屋にいるかもしれない。
三谷三四郎:ふふ(笑)ああ、そうか。
千原ジュニア:せいじが入って、NSCで「コイツ合うなぁ」って相方をもし見つけてたら、俺はまだ福知山の部屋にいるんちゃう?
三谷三四郎:可能性はゼロじゃないですよね。
千原ジュニア:あるある、全然全然。