2020年9月11日配信開始のYouTubeチャンネル『東野幸治この素晴らしきゲームチャンネル』の動画にて、お笑い芸人・東野幸治が、テレビ東京の番組『家、ついて行ってイイですか?』で、漫画家の妻が末期癌となって入院中であるという男性のエピソードに大泣きしてしまったと語っていた。
品川祐:ダジャレばっかり言うお父さんが、裁判終わって帰ってきたって言って。それが交通事故に遭って…
東野幸治:そう、そう。
品川祐:あれも、もうたまらなかった。そしたらダジャレとかも全部…
徳井健太:感動的になるんですね。
東野幸治:悲しいっていうか、VTRに深みがあるのよ。だから、『家、ついて行ってイイですか?』、本当まとめてベストのやつ欲しいのよね。「これ、絶対泣ける」っていう。
山本博:ああ。
東野幸治:「これ、絶対泣ける」っていう。デトックスって言い方失礼やけど、ホンマにボロボロ泣けねん、あれ。
山本博:ああ。
東野幸治:癌のやつも知ってる?千葉かどっかで、酔っ払った男の人にインタビューして。「ああ、いいですよ、いいですよ」って言って。
品川祐:はい。
東野幸治:夜遅く、タクシー乗って。「いいんですか?こんな時間に家行って、奥さん怒りませんか?」「ウチ、今、女房が入院してるんで大丈夫です」って言って、家行くねん。
山本博:はい、はい。
東野幸治:で、家が汚くて。
山本博:片付けられてなくて。
東野幸治:で、「奥さん、仕事は何してるんですか?」「漫画描いてるんです」って。
品川祐:ああ、見た。
東野幸治:で、漫画部屋、作業部屋があって。「そこは入ったことないんです」って言って、「ちなみに奥さんは何の病気で入院してるんですか?」「実は癌なんです」「え?」ってなって。
品川祐:うん。
東野幸治:「大変ですね」って言って。で、「じゃあ見ます?作業部屋」「あ、いいですか?」「どうぞ、どうぞ」って言ったら、その作業部屋の中で、自分が死ぬことを考えて、「死んだ時はこうしてくれ、ああしてくれ」っていうのが書かれてて。
品川祐:ああ、思い出した。ありましたね。
東野幸治:あってん。もう、ボロボロ泣いたよ。
品川祐:いや、泣いた。
東野幸治:ボロボロ泣いた。
山本博:うわぁ見たいな、それ。
徳井健太:あの番組は、死ぬってことを前向きに捉えてるからいいですよね。
東野幸治:そう、そう。だから家族の中で余命半年、1年って状況で、第三者から見ると悲しい話やけど、そこはやっぱりその人たちの生活空間やから、悲しいのは悲しいけど、でもその状況でも笑うことがあったり、怒ることがあるっていうのが、良いっちゃ良いんんですけど。
品川祐:はい。
東野幸治:ちょっと今から、テレビ見る?みんなで(笑)
品川祐:はっはっはっ(笑)
山本博:いやいや、ゲームをやるんですよ(笑)