2020年6月9日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光とらじおと』(毎週月-木 8:30-11:00)にて、シンガーソングライターの奥田民生がゲスト出演し、新型コロナウイルス感染拡大で「ライブをできない」ということに「こんなに絶望するのか」と告白していた。
伊集院光:漠然と夢とか、コロナ終わったらこんなことしたいなってありますか?
奥田民生:ああ…やっぱりね、真面目なことになりますけど。
伊集院光:はい。
奥田民生:ライブをね、できないっていうのは、「こんなに絶望するのか」っていう。
伊集院光:ああ、そういうもんですか。
奥田民生:うん。人前で演奏するっていうのが、マズイよね、なくなるとっていう、そんな感じ。
伊集院光:あ、ちょっと分かります。たとえばラジオが全部緊急放送だけになりますって俺言われたら、なんだか分からないけど、「俺を騙してくれ」と。「トゥルーマン・ショーみたいにして、ラジオあることにしてくれないと」って。
奥田民生:ふふ(笑)
伊集院光:どうかしちゃう、みたいな。
奥田民生:そうですね。30何年もやってるっていうのがあるけど。アマチュアだったらもっとか。
伊集院光:はい。
奥田民生:これをやっちゃダメって言われるなんてこと、想像してなかったですから。
伊集院光:はい、はい。
奥田民生:それはね、人気がなくなってできなくなるっていうのと違いますんで。
伊集院光:うん。
奥田民生:そこが一番「困ったなぁ」って思って。
伊集院光:うん。
奥田民生:今でもちょっとね、先行き見えないところなんですけど。
伊集院光:うん。
奥田民生:だから世の中がよくなったら、普通に戻れるのが一番僕は嬉しいと思うんで。
伊集院光:普通って貴重だなっていうか。みんなちょっと今、感じてるかもしれないですよね。
奥田民生:そうですよね。なんか薬ができたりとかして、「コロナはコロナであるけど」みたいなね。
伊集院光:そうですね。恐れることではない、みたいになってくれれば。
奥田民生:まぁ、なったらイヤだけど、治るもんだ、みたいな。
伊集院光:はい、はい。
奥田民生:そういうことにはなると思うんで。ただ、人が集まっちゃいけないっていうのがね。
伊集院光:うん。