2020年3月2日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、R-1ぐらんぷりを新型コロナウイルス騒動の影響により「無観客」で開催することに疑問を呈していた。
伊集院光:お笑い周りはR-1、R-1がさ、無観客でやるって言ってたよね。今年のR-1だったら、アキラ100%なんかポコチン出し放題だもんね(笑)
だって、別にカメラの人だけ気をつければいいわけじゃない。カメラの人さえ、そこなんとかすれば。公然で何か猥褻なことしたことにはならないから、ポコチン出し放題になって。あと、全く音なしでやってるから、恐らく、花火とかでクルッてやった時、絶対さ、お客さんが湧いてるから聞こえてないだけで、「ベタン」って音、絶対してるよね(笑)
緊張で湿ったタマキンが、ツルッツルのお盆にピタンってくっつく音は、絶対してるよね(笑)そういう形になんのかな。
それがさぁ、なんかM-1からR-1だけどさ、わりとその舞台の上で、その生の舞台の上で、バラエティータレント性とか、トーク性じゃなくて、生の舞台の上の芸事、誰が一番上手なの、みたいなテーマじゃん。それ、無観客ってなっちゃうと、「もうそれは成立してんの?してないの?」っていう(笑)
あと、困っちゃうのはどっちなんだろうなぁ。テンション芸の人が困るのか。テンション芸の人は、まぁそれなりに困るか。
スベリ芸の人…スベリ芸の人って、無観客でどうしたら…だってさ、思ったよりスベるとか、そういうことじゃないじゃん。本来、湧くべきところでスベるとかじゃないじゃん。だって、ずっと無観客なんだから。
お笑いはそういう意味じゃ、どうしていいか分かんないよね。