2020年1月27日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、きくちゆうきの4コマ漫画『100日後に死ぬワニ』のツイッター上での反応が意外であると驚いていた。
伊集院光:変な現象だなと思うのは、わりと前から人に教わって、(100日後に死ぬワニ/きくちゆうき @yuukikikuchi)ずっと読んでんだけど。ツイッターだから、それに対して反応が返ってくるじゃんか。
そうすると、キャラクターも可愛いし、その人間模様みたいなのも…動物模様みたいのもいい感じだから、好きになってっちゃうじゃん。好きになってっちゃうと、「もうカウントダウンが怖い」って人が出てきて。
「このまま自分の好きな主人公のワニ君も、お友達のネズミ君も、死んじゃうってことに耐えられない」っていう人が出てきて。マジで、ブロックする人が出てきたの、ツイッターを。
もう、「自分の目に入れたくない」っていう人が出てきて。もっと言うと、ツイッターってさ、いわゆる「ブロック&スパム報告」みたいのがいっぱい行われちゃうと、ある程度の数に達しちゃうと、アカウント停止ってなっちゃうから。
このブロックの風潮が…まだ今、残り53日でこの状態じゃん。これがもし本当にファイナルカウントダウンに入ってくると、「耐えられない人」ってもっと出てくると思うんだよ。今の状態でこうだから。
だから、俺は一つの漫画であり、芸術作品って思って最後に見届けたいんだけど、そうすると「アカウント停止ってありえるんじゃね?」っていう流れになってきて。で、さらにはそれが議論を呼び始めちゃったから。
「アカウント停止させようぜ」っていう人が出てきたり。もっと言うと、「それは元々の作者の意図なんじゃねぇか?」っていう勘ぐりが出てきて。「作者は、彼を殺さないためにできるのは、みんなでスパム報告をしていくなり、ブロックをしていくことで止めちゃうことなんじゃないか?」って言い出す人が出てきて。
「それは、作者の意図なんじゃないか?」って言い出すと、俺は、俺の率直な感想は「それはねぇだろ」って思ってるし、もっと言えば、最後どうなってくのかを分かるところまでが…これが、どっからか死の色が濃くなっていくのか、何の前触れもなくなるのか分かんないけど、凄い見ていきたい。