2020年1月13日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、「18歳未満はスマホ使用やゲーム1日60分まで」という香川県の条例案の時代錯誤ぶりに呆れていた。
伊集院光:香川の県議会にさ、提出された条例案みたいなのが、「高校生以下はゲーム1日1時間」条例っていう。罰則はないんだけど、要するにちびっ子がネットやゲームが、まぁ一応その依存症みたいのが、WHO的なところも、まぁあるんだよっていうことをもう認めたわけだから。
特に子供をそういう危険から守ろうっていうことで。一応、その案としては、高校生以下は平日60分、ネットやゲームは60分。で、休日は90分。夜、何時以降はダメ。まぁ、罰則はないものの、そういう条例を作りましょう、みたいなことをやりますと。
ゲームをやめられないからバカになっちゃうのか、俺みたいなバカがゲームを止められないのかは、凄く難しいところじゃね?(笑)そこに関して。
あとさ、これからさ…アンタたち、同じ口でプログラミング教育とか言うんだよねっていう。あと、「ネット長くやるとバカになる」みたいなその感じのダメさって凄くない?ゲームっていうのは、何をもってゲームっつってるのか分かんないんだけど。
多分、みんなブロック崩しだと思ってると思うんだけど(笑)この法案出してる人は、「ブロック崩しなんか60分やったらもう十分だろ」って。なのに、なんで今の子はずーっとブロック崩しやってんだろうって、まぁ思ってるんだろうと思うんだけど。
何なのかね、この感じ。昔、「ゲーム脳」みたいな話が一人歩きして、未だにあの印象すげぇ残ってるけどさ。
また面倒くさいのがさ、悪いことしちゃったりとか、人を殺しちゃったりとかした人の家にさ、「何々ってゲームがあった」みたいなさ。「それ、300万売れてますけど」みたいな(笑)「それ、ドリカムのCDあっても言います?」っていう感じの時代から、随分、時間経ったと思うんだけど。
だってさ、その後、脳トレのゲームとか出来てるじゃん(笑)「脳トレのゲームもダメ?バカになっちゃうの?」とか、その感じとか。あまりになんだけど。