2021年1月11日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、『コブラ会』シーズン4のために酷評されている『ベスト・キッド4』を「修行だ」と思いつつ見たと明かしていた。
伊集院光:『コブラ会』シーズン4の制作は決まってるんで、きちんと見るためには、『ベスト・キッド4』を見なきゃならないなって思って。
で、結局、『ベスト・キッド4』を見ることになるんだけども。結果から申し上げておくけども、『ベスト・キッド4』はね、そりゃあ後に才能溢れる女性だって分かってる、ヒラリー・スワンクが、「5年ぐらい沈むわけだな」っていう(笑)はっはっはっ(笑)
俺の中では、ストーリーみたいなものがよく分からない。多分、急いで船が沈む前にもうひと勝負しておこう、みたいな(笑)
もう、相当穴っぽこは空いてる船で、どんどん乗務員は降りちゃってるんだけれども、バケツですげー勢いで掻き出せば、船長のところに、そのミヤギ、ノリユキ・パット・モリタさえいてくれれば、大丈夫だろうと。
あと、なんか「空手、空手」って言ってれば大丈夫なんじゃねぇかっていうことで。なんかもう、始まって。なんとなくなことをやらせる、女子校生に戦わせたりするんだけど。別にそれも大きく…見て(笑)
だから思った。あの話は全体的に修行の話だから。修行だよね、『ベスト・キッド4』は(笑)後に自分がいつか…この『ベスト・キッド4』っていうのは、『コブラ会』のシーズン4の終わりに、僕が喜ぶための修行だよね。
最初、『ベスト・キッド』って話は、ミヤギっていう老いぼれに会った時に、「空手を教えてくれ」って言ったイジメられっ子が、「じゃあ、この車にワックスかけて拭き取れ」みたいなことしかさせてもらえないわけ。
だから、ワックスかけて拭き取るぐらいの面白さ…を(笑)『ベスト・キッド4』は、「俺はなんでワックスかけてんだろう?」と思いながら見てんだけど(笑)そのままポカーンと終わっていくんだよね(笑)