2025年9月10日放送のニッポン放送系のラジオ番組『キングコングのオールナイトニッポン』にて、お笑いコンビ・キングコングの梶原雄太が、M-1グランプリ2001で決勝に進出するも実は「ネタ1本しかなかった」と告白していた。
梶原雄太:2001年、俺はめちゃくちゃ覚えてんねんけど。
西野亮廣:なんですか?
梶原雄太:あの時、キングコング…ああ、エコー欲しいかも。
西野亮廣:ください。
梶原雄太:…ネタ1本しかなかったです。
西野亮廣:なんでエコー?(笑)おい、エコー代払えよ、お前(笑)
梶原雄太:なんでや(笑)ほら、盛り上がっとる外、エコーでよかったっていう顔してるわ。
西野亮廣:普通に言え(笑)
梶原雄太:ネタ1本しかなかった。覚えてる?
西野亮廣:そうでしたっけ?
梶原雄太:せやねん。2001年っつって、俺らまだ…
西野亮廣:元々、あの時って1年目か2年目ぐらいじゃないですか。
梶原雄太:そんなんやで。
西野亮廣:元々、そもそものネタのストックがないですよね。
梶原雄太:ないねん。
西野亮廣:作ったら出して、作ったら出してで、もうその時ネタ番組呼ばれてるから、出していかなきゃいけないから。
梶原雄太:そう、そう。
西野亮廣:ストックがそもそもない中、M-1も決勝に上がったんだけれどもっていう時だったから。
梶原雄太:だって1回戦、2回戦も俺も、西野もまだ19、20歳で何のこっちゃ分かってない。
西野亮廣:分かってない。
梶原雄太:で、会社に「こういう大会あるから」みたいな感じで。「じゃあ、出ます」って、エントリー費払って、出たらあれよあれよと勝ち進んでいって。で、3回戦、準決ぐらいで、「これやばい大会ちゃう?」みたいになってたけど、我々の中で本当にストックがなかったの。
西野亮廣:うん。
梶原雄太:で、その時に策士・西野が出した答えが、「カジ、これもうちょっとくっつけよう」って。
西野亮廣:あまりにもないから、ネタが。
梶原雄太:あまりにもないから、「良いところ取りをしよう。4本ぐらいのネタのええところをガッチャンコしよう。もうこれで行こう」言うて、「はい~」って俺は言うて。
西野亮廣:ふふ(笑)
梶原雄太:で、準決それでやったら受かったんです。
西野亮廣:はい。
梶原雄太:で、気ぃついたら決勝に出た。
西野亮廣:はい。
梶原雄太:ただ、決勝行ったがしかし、その4つのネタをガッチャンコした1本しかなかってん。
西野亮廣:ああ。
梶原雄太:俺、ちなみにもう1本のやつ覚えてるからね。もしも…
西野亮廣:上がったら?最終決戦行ったら何するか?
梶原雄太:俺、覚えてんねん、ちなみにそれ。
西野亮廣:何やったんですか?
梶原雄太:電車のネタって覚えてる?
西野亮廣:いや、覚えてない。
梶原雄太:天才。
西野亮廣:はっはっはっ(笑)
梶原雄太:イヤになっちゃう。覚えとけよ、お前。で、ちなみにその電車のネタ、エコーちょうだい。…めっちゃ弱い。
西野亮廣:はっはっはっ(笑)だから、負けといてよかったですね(笑)
梶原雄太:負けといてよかってん。めっちゃ弱いネタやったんですよ。
西野亮廣:めっちゃ弱いんだからね(笑)それは弱いに決まってるよね。体力がもうないんだから。
梶原雄太:体力ないから。でも、4つガチャンしたやつは全力でやるやん。
西野亮廣:うん。
梶原雄太:だから、俺も西野もどっか心の中では、「受かったらどうしよう。決勝の決勝行ったらどうしよう」があったんですよ。

