2025年8月2日放送のニッポン放送系のラジオ番組『オードリーのオールナイトニッポン』(毎週土 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が、Official髭男dismのライブ後に挨拶をしに行ったら大ファンである妻がその場で号泣し始めたことに驚いたと語っていた。
若林正恭:ヒゲダン(Official髭男dism)のさ、大輔さん(小笹大輔)ってさ、ヒゲダンのバンドのメンバーにいらっしゃってさ。
春日俊彰:うん。
若林正恭:俺、あれ何年前から…すっごい長い手紙を大輔さんから番組宛てに頂いたのかな、事務所に届いたのかな。
春日俊彰:へぇ。
若林正恭:ヒゲダンの人から、いきなり…あれもしかしたらもっと前かな。
春日俊彰:ほう。
若林正恭:コロナぐらいより前なことはたしかだわ。
春日俊彰:へぇ。
若林正恭:届いて。で、大輔さんがなんか俺のエッセイとか、このラジオめっちゃ聞いてくれてる…この話、したっけ?
春日俊彰:いや、頂いてないね。
若林正恭:それで、なんかウチの奥さんがヒゲダンがまだ200とか300人ぐらいのキャパでライブやってた頃からのファンなのよ。
春日俊彰:へぇ。
若林正恭:で、なんか自分がこう、東京に出てきた看護学生の時代から、ライブ通ってて。
春日俊彰:へぇ。
若林正恭:で、なんか、めっちゃファンで。それで、大輔さんから手紙が来たり、DMね、インスタのとかで。
春日俊彰:ほう。
若林正恭:なんかずっとやりとりしてて。で、「ライブを見に行きたい、見に行きたい」ってずっと言ってたんだけど、なかなかこのスケジュールが合わなくて。
春日俊彰:うん。
若林正恭:この間、日産スタジアムでヒゲダンがライブやったのに、奥さんと初めて行ったのよ。
春日俊彰:おお、いいじゃないですか。
若林正恭:日産スタジアムって凄いな、あれサッカーのスタジアムだよね。トラックとか陸上競技場じゃないさ。
春日俊彰:はい、はい。
若林正恭:サッカー知ってる人からしたら、「それはそうだ」ってなるんだけどさ。日産スタジアムがもうビッチリ埋まってるわけよ。
春日俊彰:へぇ。
若林正恭:それが初ヒゲダンのライブで。いや、もう凄かったのよ。で、それで俺もだから、もうずっとヒゲダンの曲聞いてて、嬉しいじゃん。で、それでライブ終わった後、挨拶行けるってなって。
春日俊彰:はい、はい。
若林正恭:挨拶行って、それでそんな凄いライブを見たから、感想をさ、凄い考えるじゃん。凄いじゃん、だって日産スタジアムでツアーをブワーやってきて、もうヒゲダンのファンの方でブワーッ埋まってて、聞きたい曲聞けて。
春日俊彰:うん。
若林正恭:で、その生の大輔さんとやり取りすんのも初めてだったのよ。
春日俊彰:へぇ。
若林正恭:ずっとDMとかやりとりしてて。
春日俊彰:なるへそ。
若林正恭:それでさ、凄い感想、溢れる思いをさ、言葉にずっとその、挨拶するまで待ってる時間考えてさ。「よし、喋り始めよう」って思ったらさ、なんかウチの奥さんがさ、ヒゲダンが現れた瞬間にさ、号泣しちゃって。
春日俊彰:ああ、感動して。
若林正恭:で、なんか「すみません」みたいになって。「私、看護学生時代で看護師になった時に、この曲とかあの曲とか聞いてて…」って、主役が俺の妻になってんのよ、ヒゲダンが「本当に嬉しいです」っつって。なんか「こんなに届いてる声を、聞かせてくれるなんて」って、めっちゃいい人たちだから。
春日俊彰:うん、うん。
若林正恭:俺を誰も見てないのよ、ヒゲダンが。
春日俊彰:まぁ、そうだろうね、やっぱり。
若林正恭:号泣してっから、「おーい」と思って。
春日俊彰:歴も長いしね、やっぱね。ファン歴も。
若林正恭:まぁ、そうか。あとライブも見に行ってるし。
春日俊彰:見に行ってるし。やっぱり色々ね、支えになったっていう。
若林正恭:うん。「ありがとう」「で、私、あのライブも行ってて…」「え?あのライブって、あれ?」みたいになってて、「じゃあ、あの時のあれだ」とか言って、4人が盛り上がってて。「あれ見に来てたんすか?」みたいな。
春日俊彰:ああ。
若林正恭:いや、俺一人でさ…なんかさ、「あの曲が生で聞けたのが凄く痺れました」みたいな言葉を用意してんけど、薄い、薄いもう。
春日俊彰:いらない、いらない、そんなの。付け焼き刃もいいとこよ、それこそ (笑)奥さんと比べるとね(笑)
若林正恭:うん(笑)
春日俊彰:それは嬉しい、それは盛り上がるでしょ。
若林正恭:そうか。
春日俊彰:それはだって我々だって、パッと来てくれた人にさ、「原宿のマリオンクレープのライブに」とか。
若林正恭:まぁ、たしかに、キサラとかな。
春日俊彰:キサラとかに。「twlの、あの…」とか(笑)
若林正恭:「あのライブ?」ってなるよね。本当、そんな感じ。「あのライブの?あそこのあの会場の?」「はい」とかって。
春日俊彰:それはそうでしょ。
若林正恭:「ああいうことで、あれしたライブだ」「そうです、そうです」って。誰もヒゲダン、俺を見てなくて。
春日俊彰:うん。
若林正恭:その後、「僕はなんか、『50%』を生で聞けて…とか言って」「ああ…」みたいになって。「おい、妻…」と思って(笑)「順番があるだろう」と思って。
春日俊彰:たしかに。
若林正恭:「まず俺だろ」と思って。俺と大輔さんだろ、まずと思って。
春日俊彰:そうだね。メインの後にしたら弱すぎるもんね。「感動しました」だけだとね。尻すぼみもいいところ(笑)
若林正恭:ふふ(笑)いや、なんか泣いたことをイジる空気でもなくて、なんかそれでだからそこから日産スタジアムが埋まってんの見てるから、本当になんかtwl見て、東京ドームに来た人みたいになってんのよ。
春日俊彰:はっはっはっ(笑)そらまぁ、そっちのファンね。
若林正恭:「頼むぜ」と思いながらさ、お菓子渡してさ(笑)
春日俊彰:せめて順番だよね(笑)
若林正恭:でも、帰り言えなかったな、「頼むぜ」とは。
春日俊彰:女将さんもそうなるとは思ってなかった、自分がね。現れた時に、思わず。
若林正恭:うん。それで帰りの車で、「さっき言ってた、看護学生時代に支えられてた曲って何ていう曲?」っつって、流したらさ、なんかまた泣いてんの助手席で。
春日俊彰:それはそうでしょ。
若林正恭:いい加減しろと思って、俺。
春日俊彰:それはもうしょうがないよ。
若林正恭:ふふ(笑)そうか、しょうがないか(笑)

