2025年3月1日配信開始となったYouTubeチャンネル『佐久間宣行のNOBROCK TV』の動画にて、お笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建が、MCをしていたフジテレビ番組が短命に終わった時に東野幸治の言葉に救われたと告白していた。
渡部建:僕、初めて決まったフジテレビのゴールデンのMCが、めちゃくちゃ短命で終わるんですよね。
佐久間宣行:うん。
渡部建:その時に、東野さんに相談したら、もう例のあのこの番組でも佐久間さんにも話した、要は歯車理論っていうね。
佐久間宣行:うん、うん。
渡部建:「番組の歯車の1個なんだから、視聴率の良い、悪い。あと番組が続く、続かないでタレントごきが一喜一憂するな」と。
佐久間宣行:うん。
渡部建:俺らはもう、あくまで本当に歯車の1個として、その場で何ができるか考えて、1人でも多くの視聴者を維持してCMにいるっていう。やっぱ東野イズム。
佐久間宣行:うん。
渡部建:「番組終わったぐらいで落ち込むな」と。「続くもんじゃないんだから、もういいアルバイトだと思ってやりなさい」みたいなことを言ってくれたのも東野さんで。
佐久間宣行:うん、うん。
渡部建:だからもう、番組のこの制作で、このチームでできることを一生懸命やって。ついつい、タレントだからちょっとほら、例えばA、Bの2択クイズがあって、頭良いと思われたいから、Aに行きたいじゃないですか、Aが正解だとして。
佐久間宣行:うん。
渡部建:でも、Bの方の人数が少なかったら、Bに行きなさいと。で、「これ、Bじゃないですか?」って理論をその場で構築して、どっちだろうと思わせるのが仕事だっていうのを、なんか背中で教えてくれた感じですね。
佐久間宣行:うん。
渡部建:だから僕、それを凄く見てやってきたら仕事が凄い増えたんで。心の師匠というか、兄さんというか。
佐久間宣行:昔、東野さんが『あちこちオードリー』で言ってましたよ。「俺はフロアディレクターの気持ちでいる」って。
渡部建:はっはっはっ(笑)そうですよね、一番制作に近い位置でやってるっていう。
佐久間宣行:うん、うん。
渡部建:だから多分、東野さんって、ズケズケ冷たいことも聞けるし。なんか俺らタレント同士だから聞けないなってことも、躊躇がないですよね。
佐久間宣行:うん。
渡部建:なぜなら、この番組を面白くする、制作の意図を汲むしか考えてないから。だから凄いなぁと思って。未だに尊敬してますし、ここにきての仕事の増え方、凄いですよね。

