2024年9月27日放送のABCラジオの番組『東野幸治のホンモノラジオ』(毎週金25:00-26:00)にて、お笑い芸人・東野幸治が、落合博満が選手時代に「唯一、緊張した」瞬間について衝撃を受けたと語っていた。
東野幸治：『行列』の収録で、落合親子が来たんですよ。落合博満・福嗣親子。
渡辺鐘：はい。
東野幸治：福嗣君が今、声優さんやったりしてて。
渡辺鐘：うん。
東野幸治：で、落合博満、三冠王を何度もとってる。ロッテ、中日、ジャイアンツ、日本ハムかな。レジェンド。
渡辺鐘：はい。
東野幸治：で、まだ情報解禁してないけど、旅スペシャルで。何組かの中の落合親子の旅でいらっしゃってて。
渡辺鐘：はい。
東野幸治：で、パリオリンピックで活躍した選手のアスリートの方も二人で旅するけど、そこはちょっと心配やし。アスリートやから。おしゃべりの方、ようわからんから、付き添い人でシソンヌの長谷川。
渡辺鐘：ほう。
東野幸治：もうキャリアもたっぷりあって、入った年齢も遅いから。言うたら10個ぐらいしか変わらへんはずじゃないですか。
渡辺鐘：はい。
東野幸治：で、本番中にアスリート、パリオリンピックね、そのアスリートの人に、「楽しかったです。本番、緊張しなかったです」ってテーマがあったから、せっかくやと思って、落合選手は野武士やし、本番に強い。「緊張とかされるとかあるんですか？」って言うたら、「いや、一度だけあるね」って。
渡辺鐘：うん。
東野幸治：「え？」って。聞いたか、とみんな。日本テレビの社員の皆さん。「落合さんの一回だけある緊張を、さり気なく質問するこの俺」と(笑)
渡辺鐘：引き出しの東野(笑)
東野幸治：引き出しの東野(笑)さも、もう胸を張って。カメラこっち来てないけど(笑)
渡辺鐘：はっはっはっ(笑)
東野幸治：「いや、一度だけあるよ」って言うたら、デビューして初めてのオールスターに選ばれて。ほんで、その時、ロッテ代表じゃないですか。4番でもない、まだ新人の落合ってやつがいてる。で、ピッチャーが阪神に行った小林繁。
渡辺鐘：はい。
東野幸治：小林さんの球、一球目でもう痺れて振れなくて、足もガタガタになって。
渡辺鐘：へぇ。
東野幸治：オールスターの中に自分がいてるっていうんで、緊張で第一打席、なんとかボール当てたけど、ゴロでアウトになった、みたいな。俺の質問から始まったわけよ。
渡辺鐘：はっはっはっ(笑)
東野幸治：良い質問じゃない。で、小林繁って言うて、江川事件で空白の一日でドラフトで、江川卓さんが阪神に1位指名されるけども、当時、ジャイアンツにいた小林繁さんがプロになる前の江川と電撃的なトレード。契約のスキマを縫ったような、グレーなトレードで阪神に行かされて、カチンときて。
渡辺鐘：はい。
東野幸治：それからサイドスローでジャイアンツ戦なんか無傷になって。その年、20勝以上した、その小林さんとの対戦、みたいな。江川事件も一個の質問で網羅するっていうこの質問力(笑)
渡辺鐘：はっはっはっ(笑)
東野幸治：で、ひな壇も全員ね「なんて素敵な」って顔をしてんのかなって思ったら、誰一人「こばや…し？」って。
渡辺鐘：ああ…
東野幸治：その時、長谷川が一番年齢上やったから。「長谷川、な？阪神のドラフトのな」「小林ですか？」って。
渡辺鐘：ああ…
東野幸治：誰も知らん、誰一人。で、フットの後藤が司会やったけど、アイツ全く野球知らんやん。
渡辺鐘：うん。
