岡村隆史、沢尻エリカ出演のままの『麒麟がくる』を放送して欲しいという視聴者には「クスリやってた沢尻エリカを見たい」意識があるのではと指摘

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2019年11月21日放送のニッポン放送系のラジオ番組『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(毎週木 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史が、女優・沢尻エリカ出演のままのNHK大河ドラマ『麒麟がくる』を放送して欲しいという視聴者には、「クスリやってた沢尻エリカを見たい」意識があるのではと指摘していた。

岡村隆史:沢尻エリカさんの帰蝶は見れないですよ。なんかね、言うてはる方、いるじゃないですか。「作品に罪はない」と。

でも、これまだ全部撮ってね、全部撮り終わって、「まぁ、どうしましょう…」っていうんなら、まぁそれはもう「作品に罪はないから、流しましょう」ってなるかも分からん。全部撮り切ってない、途中で入れ替わる作品ってアカンやろ、やっぱり。

『いだてん』はもうしょうがないと思ってる、ピエール瀧さんの場合は。途中で、ああやってコカインで捕まりはって、で、代役立てて撮り直した。急に代役になった、それはしゃあないけど、俺らのはもう…「俺ら」って、俺の作品みたいに言ってごめんね(笑)俺、農民やったわ。今、光秀で喋り出したから、ごめんなさい。

まだ放送なってないし、それやったら撮り直すのがもう当たり前やて。みんな「見たい」って言うけど、「沢尻エリカの帰蝶が見たい」って言うねんけど、それはもうもちろん、NHKさんがみんなが見たいであろう帰蝶の役、沢尻エリカの帰蝶見たいやろって思って、ブッキングしたわけじゃないですか。

そうなってたけども、こうやっておクスリ所持、合成麻薬所持で逮捕された時に、「見たい」っていう人がいるっていうねんけど、それはもう帰蝶じゃなくて、クスリやってた沢尻エリカを見たい、そっち側に意識行ってまうやんか。

そういうのがなかったらもちろん、「沢尻エリカの帰蝶が見たい」って、世の中の人は思うわいな。思うけど、「いやいや、そのまま放送して欲しい。テロップ入れても、放送して欲しい」っていう人は、実は「クスリやってた沢尻エリカを見たい」やから。

そうじゃないやん。そんなんもう、正直、作ってる側からしたら、そんなんもうありえへんって思う。そんなんもう、そこまで途中までね、沢尻エリカで撮ってるところまで、10話まで沢尻エリカで見せて、その後、パンと代えて作品出せると思う?出されへんって、そんなん。そんな作品アカンって、絶対。

ほんで、まだ放送されてないんやったら、絶対撮り直さなアカン、こんなもん。そんなん変やん。そんなん、途中から帰蝶代わるって、変やんか、そんなん。

絶対アカンと思う。「そのまま放送したらいい、作品に罪はない」って言うけど、作ってる側からしたら、そんなみんなもう…大変やねんって。大変な作品撮ってる中で、そこで途中から、みたいなん、そんな作品もう絶対アカンわ。アカンと思う。

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