伊集院光、夢破れた元漫画家と夢に向かう高校生たちの群像劇漫画『これ描いて死ね』を絶賛「本当久しぶりに次の巻が楽しみな漫画」

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2024年5月13日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、夢破れた元漫画家と夢に向かう高校生たちの群像劇漫画『これ描いて死ね』を絶賛していた。

リスナーメール:私がお勧めする漫画は、とよ田みのる先生の『これ描いて死ね』です。伊豆大島の高校漫画部の生徒たちと、顧問の筆を折った元漫画家のお話で、小学館「ゲッサン」にて、2021年12月号からただいま連載中です。

漫画を作る、漫画を描く。そういう漫画の名作はたくさんありますが、とにかくエモい、泣ける、笑える。

漫画アプリ「サンデーうぇぶり」にて、サンプル数話を読んで止まらず、最新5巻を書店で購入しました。現在進行系の名作として強くお勧めさせていただきます。

伊集院光:なんだけど、これ先週の段階では1巻読んで、「あ、いいね」っていうで紹介したんだけど、あれ帰ってから、残りの4冊買って。次の日もう昼から仕事なんだけど、ずっと読んでるっていう。

なんかね、話としてはこれってさ、ここまで聞くと最初、僕も「あ、こういう話か」と思ったんだけど、要はさ、昔の野球漫画にありがちなさ、野球に興味を持った少年たちが、野球部を作りたくて。そしたら1人、それに大反対してる先生が「野球なんて」って言っている先生が、どうやら昔、凄い有名なプロ野球選手だったっていうことがわかるっていう。

だけども、何か挫折があって、野球に対してあまりいいと思ってないんだけど、一人の凄い、荒削りだけど剛速球を投げる少年に、「この子を育ててみたい」と思って、野球部の顧問を引き受ける。で、ましてや離島のって、なんとなく聞いたことある話じゃん。

それの漫画研究会版なんだっていうのを、この今もらったネタを見て、「ああ、そういうことかな」と思って見て。で、前半戦、そういうことなのよ。でも、そういうことなんだけど、これの凄いところは…で、しかもね、これこの方は「絶対、伊集院さん読んでないだろうから読んだ方がいいよ」って教えてくれてるわけで。

で、俺はそれを読んで、「あ、これは面白いわ」って思ってるんだけど、実際は漫画の大賞とかもうとってるらしいの。だからなんか「そんなメジャーな漫画を今更、伊集院なに興奮して言ってんの」っていうのはまぁ、ちょっとだけ置いといてもらって。

で、読み始めてこれが凄いなって思うのは、だってさ、これ書いてる人漫画家なんだもん。この顧問の先生が、プロの漫画家として凄く苦労したりとか、上手くいかなかったことって、要するにプロ野球選手がさっきのプロ野球漫画を書いてるわけじゃないけど、この漫画は漫画家になりたい夢を持った人が、漫画家になり。今もなお漫画家を続けている過程が分かってる人が描いてるから。

なんかそういうところの…群像劇だから、この部に入ってくる生徒たちのこともいっぱい描くけど、この先生が若い頃にどういう挫折をしてるか、とかも描いてくんだけど。いや、本当久しぶりに次の巻が楽しみだなぁ、みたいな感じの漫画になってて。

とても面白いの紹介してもらってありがとうございましたっていう感じ。

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