2024年3月25日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、大谷翔平選手が通訳・水原一平のトラブルでメジャーリーグに出場できなくなった場合「日本の球団で1年やって欲しい」と提言していた。
伊集院光：憶測がいっぱい飛んじゃってんだけどさ。もし大谷選手が「もう分かった」っていう。「一生かけて真面目にやることで返せばいいから」って。「催促なしのある時払いでいいから。俺が肩代わりするよ」だったとすると、これはもしかしたら、場合によっては大谷選手も関与した、ということになる。
向こうのそのMLB、メジャーリーグの考え方なのか、それか裁判みたいものの考え方なのか分かんないけど、なる可能性があるって話をしてて。
これが結構、大袈裟に永久追放になるんじゃないかとか、ペナルティーでワンシーズンなるんじゃないか、とか。数十試合になるんじゃないのか、いやいやでもそこはお咎めがないんじゃないか、みたいな。
で、まぁ「日本人の感覚だと」って書いてあるところもあったね。日本人の感覚だと、もうすんなよって。罪を憎んで人を憎まずっていう言葉がアメリカにあるのかどうか分かんないけども、日本人の感覚だと、それも大谷が黙ってそれをやってやるっていうのも、人情として分かるし、情状酌量の余地はあるんだろうけど、さぁアメリカはどうかなみたいな。そんないろんな話が出てるじゃん。
で、僕が思う、僕が思うのは、あんまりそういう意見は出てないけど、僕は今勝手にその撤回する前の大谷さんが肩代わりした、割とこう信憑性のある話として出てたから。カジノに振り込める金額の上限が決まってたから、何回かに分けて振り込んだんです、みたいな話も出てる中で。
もちろんね、何事もなかったはないかもしんないけど、今出てる話が水原さんには悪いけど…水原さんが全部やったことで、全部失敗して。で、水原さんがもうその自分の責任をとって去るしかないっていうことが、ベストではないが、やっぱりその自業自得感と、大谷選手はもう完全に関係なしであって欲しいっていう俺の希望ではあるけど。
最悪、その撤回する前の大谷さんが立て替えてる、払ってる。で、そのことが問われるっていう状況になるのならば、僕は誤解を恐れずに言うならば、「1年休め」って言われたら休んで欲しい。
全部正直なことを言った結果、フラットなメジャーリーグベースボールや、色んな司法とかの判断で1年休んでくれって言われたら、俺は1年休んで欲しい。で、自分を慰めるために言うんなら、肩やっちゃってバッターだけでやるっていうことを、僕は肩怪我した時には無理なんだと思ってたから。そこに戻るだけだと思う。
肩をやったら、バッティングも含めてワンシーズン、ツーシーズン休むかもしれないっていう段階に、俺の中で戻るだけだから。そしたらもうみっちり体を全部直すために、そのペナルティ期間を受け入れてくれて全然いいし。
もっと言えば、これは妄言だけど。色んなところをつまんでストーリー繋げた時にね、日本人的な「罪を憎んで人を憎まずだから、立て替えただけだ」っていうことをメジャーリーグが許さないんだったら、俺、日本の球団で1年やって欲しいよ。その日本人的な考え方は…まぁ、それもいっぱい障壁あるよ。レンタル移籍とか、野球には本当はないから 。
だけど、俺はこの1年間、じゃあちょっと体をなまらせないためにも、メジャーリーグはペナルティの裁定だけれども、日本ではこの感覚は理解できるっていう。そういうことだったら、僕はもう、最悪の中での最善として、受け入れて行くっていうね。
