千原ジュニア、M-1創設者・谷良一の本『M-1はじめました』で改めて第一回大会が「漫才が衰退していた」時代であったことに驚く「エントリーが全くない」

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2024年1月30日放送の読売テレビの番組『にけつッ!!』にて、お笑い芸人・千原ジュニアが、M-1創設者・谷良一の本『M-1はじめました』で改めて第一回大会が「漫才が衰退していた」時代であったことに驚いたと語っていた。

千原ジュニア:谷さんから送られてきた?

ケンドーコバヤシ:本ですか?ああ、きてはないです。

千原ジュニア:M-1作った谷さんからの本、『M-1はじめました』って。

ケンドーコバヤシ:ええ。

千原ジュニア:で、読んでたら、「そんな時代やったんやな」って、もう忘れてるけど。

ケンドーコバヤシ:え?どんなんですか?

千原ジュニア:だからもう、漫才がホンマにこの世の中から衰退している時代で。

ケンドーコバヤシ:ああ。

千原ジュニア:もうオモロイ奴はみんな挙ってコントやってて、みたいな。

ケンドーコバヤシ:多かったですね。

千原ジュニア:NGKもちょっと、お客さんパラパラで、みたいな。で、漫才をなんとか盛り上げろって、当時の木村専務に言われた、「分かりました、誰とですか?」「一人や」っていうところから始まんねんって。

ケンドーコバヤシ:うん。

千原ジュニア:ほんでなんとかって、紳助さんに相談したら、「やらなアカン」ってなって、「1千万で漫才の顔面叩くんや」みたいなことで、スポンサー探して、オートバックスさんが見つかった。テレビ局はどこもそんなの漫才なんて数字とれへんって、ABCがやる、やっとって。

ケンドーコバヤシ:うん。

千原ジュニア:で、やっと開催できるってなったら、エントリー全くないねんって。

ケンドーコバヤシ:そうですね。

千原ジュニア:で、中川家のところ行って、「なんで出ぇへんねん」「なんで出なアカンのですか」って。

ケンドーコバヤシ:そんな感じでした、昔。

千原ジュニア:うん。で、「出ろ」って。「参加費2千円や」「カネとんのかい!」って。

ケンドーコバヤシ:うん。

千原ジュニア:ほんなら、他の事務所も出ぇへん、「なんでや?」「吉本が優勝すんのに、なんでお膳立てせなアカンねん」って。

ケンドーコバヤシ:うん。

千原ジュニア:「いや、ガチやから」って、ポロポロってなって、ほんで決勝揃ったいうて、当時時代やなぁって思うけど、紳助さんが決勝進出者の中に、ますだおかだとアメリカザリガニがいて、「セ・リーグの試合に、パ・リーグ混じってますけどね」って言って、ドカーンとウケたっていうけど、今、どっちかって言うたらパ・リーグにも素晴らしい選手いっぱいいるから。

出井隼之介:ふふ(笑)

千原ジュニア:ボケとして成立してない、みたいな。

ケンドーコバヤシ:時代ですね。

千原ジュニア:当時は、20数年前はそうやったんやな。

ケンドーコバヤシ:うん。

千原ジュニア:で、記者会見でますだおかだが「これで勝ったら、FAして、セ・リーグに行きたいと思います」って、かぶせてドーンみたいな。

ケンドーコバヤシ:うん。

千原ジュニア:で、アメリカザリガニは、「僕らはパ・リーグのまま行きます」って、それでドーンとウケて。で、最後「賞金の使い道は?」みたいなので、フットボールアワーの後藤が「1千万円で、相方を整形します」って言うたら、全然ウケなかったって書いてあって(笑)

ケンドーコバヤシ:はっはっはっ(笑)

千原ジュニア:書かんでええやろ、谷さん(笑)

ケンドーコバヤシ:後藤のトラウマをほじくり返すかのように(笑)

千原ジュニア:可哀想に(笑)

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