2024年1月29日放送のニッポン放送系のラジオ番組『ナイツ ザ・ラジオショー』(毎週月-木 13:00-15:30)にて、お笑い芸人・バカリズムが、ドラマ『ブラッシュアップライフ』が元ネタである「100回生まれ変わる男」とは最も大きく異なる点について語っていた。
塙宣之:そういう考えってあるんですか?普段から徳を積むといいことが起きる、みたいな。
バカリズム:はっはっはっ(笑)いや、分かんない(笑)
塙宣之:でも、昔からああいうのってあるじゃないですか。
バカリズム:うん。よくさ、生まれ変わる…人生何周目って発想って、誰でもするじゃん。
土屋伸之:ああ、はい。
バカリズム:そういうふうに考えた時に、その設定だけだと、どんどん、どんどん私利私欲のために。
土屋伸之:うん、なるほど。
バカリズム:自分が知ってるからってことで、自分の人生を有利に運ぶ。そうさせちゃうと、どんどん、どんどん欲にまみれた人間になるから。
塙宣之:うん。
バカリズム:それを抑えるためには、「徳を積まないと、次に生まれ変わるものが人間にならない、希望した生命にならないですよ」ってルールを作っちゃえば。
土屋伸之:ああ、そのための設定だ?
バカリズム:そう、そう。あんま変な方に行かないから。
塙宣之:うん、うん。
土屋伸之:いい話になるんですね、それでね。
塙宣之:人助けとか。
バカリズム:そう、そうすることでっていう。
塙宣之:うん。
バカリズム:次に生まれ変わるもののためにやるっていメンタルになるじゃん。
塙宣之:うん、うん。
土屋伸之:そのために、オオアリクイになるとか(笑)
バカリズム:元々、自分のコントで、「100回生まれ変わる男のコント」をやったんだけど。
塙宣之:へぇ。
バカリズム:それはそういうルールがないから、どんどん、どんどんもう色んなものを。例えばえ小室ファミリーの曲とかを、自分が先に作ってとか。
土屋伸之:なるほど、パクリをね。
バカリズム:完全に自分の欲のためにいろんなことをやる、で、どんどん、どんどん成り上がっていくっていう設定だったから。そうするとさすがにドラマでは成立しないから。
土屋伸之:ああ。
バカリズム:そう、そう。次生まれ変わるものが…
土屋伸之:そっか、そうやって『ブラッシュアップライフ』できていったんですね。