2024年1月18日放送のニッポン放送系のラジオ番組『ナインティナインのオールナイトニッポン』(毎週木 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史が、エスパー伊東が『めちゃイケ』で実は毎回ドッキリにかけられていたと明かしていた。
岡村隆史:出川さん60歳、その3つ上のエスパー伊東さんがね、亡くなられると いう。
矢部浩之:そうやなぁ。
岡村隆史:ちょっとね、もったいないというか。もう我々、『めちゃイケ』でもう、死ぬほど笑かしてもらったというか。
矢部浩之:うん、年1回ね。
岡村隆史:年1回、必ず出てもらって。
矢部浩之:うん。
岡村隆史:最高でしたね。
矢部浩之:8月末に。
岡村隆史:必ず出てもらって、1年に1回。
矢部浩之:うん。
岡村隆史:なんでしょう、色んなね、なんやろ、あれ。何を見せてもらってたんやろな、俺ら(笑)
矢部浩之:まぁ、高速シリーズやな。
岡村隆史:高速シリーズとか。言うたら、なんやの?技なのか(笑)
矢部浩之:技やなぁ、普通の人にはできない。
岡村隆史:うん、そうそう。あれもだから、もう死ぬほど涙流して笑うぐらい。
矢部浩之:うん。
岡村隆史:色々やっていただいて。
矢部浩之:めちゃめちゃ長回しよ(笑)
岡村隆史:でも、確実に笑いとるまでやるっていう。
矢部浩之:そう。いっぱい出てくるから、オモシロがエスパーさんは。
岡村隆史:うん、そう。ほんで、まぁやるけどアカンこともあるんですよ。
矢部浩之:うん。
岡村隆史:ただの失敗で終わることもあるんですけど、その失敗がまためちゃくちゃ面白い方向に転がったりとかするので。
矢部浩之:うん。
岡村隆史:で、今やからね、カラクリも言うてもいいとは思うんですけど、高速激辛早食いとかあるじゃないですか。
矢部浩之:うん。
岡村隆史:で、これはだから『めちゃイケ』スタイルだったと思うんですけど。リハで1回、なんとなくはちょっとやってるんですよ。
矢部浩之:うん。
岡村隆史:リハでやってるんですけど、「あ、これぐらいやったらできますね」ってなって、本番迎えるんですけど。
矢部浩之:うん。
岡村隆史:その本番迎えた日は…なんか皆さん覚えてる人はどれぐらいいるか分かんないですけど。
矢部浩之:うん。
岡村隆史:自分で漫画で描いたタイトル言うて。で、そういうのがバーって出てきた時に、一瞬エスパー伊東さん止まってるんですよ。
矢部浩之:うん。
岡村隆史:それ、なんでかって言うたら、想像してたよりも量が多かったりとか。
矢部浩之:「前と違う」って。
岡村隆史:リハでやったのと全然違うというか(笑)ちょっと軽いドッキリにかけられてるんですよ。
矢部浩之:ふふ(笑)でも、プロやから黙ってんねん。驚く顔だけしはんねん。
岡村隆史:もう、今やったらみんな言うやないですか。「リハと全然ちゃうじゃないですか!」とか、「リハより多い!」とか言うて、目先の笑いとりに行くじゃないですか。違うんです。
矢部浩之:プロフェッショナル。
岡村隆史:プロフェッショナル、言わない。ビックリしてるだけ、自分で。「うわっ」って。
矢部浩之:ふふ(笑)
岡村隆史:ほんで、数が多いとかビックリしはるんですけども。リハでやった辛いのあるじゃないですか。そんなんの5倍ぐらい辛いんですよ。
矢部浩之:うん。
岡村隆史:だから口に入れた瞬間に、「あっ!ああ…」ってなって、「これもう、リハの時の辛さとちゃう」ってなってるんですけど。
矢部浩之:うん。
岡村隆史:ニコニコ食いね。笑えるような辛さではないんです。リハではゲラゲラ笑いながら、辛いけど食べてるんです。それの何倍も辛なってるんですよ。
矢部浩之:うん。
岡村隆史:そういうのでできない。それでも「頑張って!」って言いながら、なんとか数個食べるとか。
矢部浩之:やりきるんですよ。
岡村隆史:ふふ(笑)
矢部浩之:「はい~」って。「はい~」って言うたら、成功ですからね。
岡村隆史:「できますよね?」って言うたら、「できます」って言うんですよ、エスパーさんは。でもできないっていう。