2023年11月18日放送のTOKYO FMのラジオ番組『川島明 そもそもの話』(毎週土 17:00-17:55)にて、放送作家・鈴木おさむが、SMAP元マネージャー飯島三智のタレントだけでなくスタッフの「人を見る目」について語っていた。
鈴木おさむ:やりがいのある仕事はめちゃくちゃできてるし、他のクリエイターさんからしたら、「お前…」っていうのは、いっぱいやらせていただいてるんですけど。
川島明:まぁ、羨ましいでしょうね。
鈴木おさむ:はい。で、やってんですけど。なんかこのやっぱこう…さっきも言いましたけど、「奇跡のよすが」で作ってたりしたりとか。
川島明:ああ、そのフォームが。
鈴木おさむ:そのフォームとか。あとなんかこう緊張感ですね。
川島明:ほう、ほう。
鈴木おさむ:SMAPと仕事してる時に、そのSAMPのマネージャーさん、飯島さんって人は、若手の頃からみんなピックアップするんですよ。
川島明:うん、うん。
鈴木おさむ:だから僕も22の時にピックアップされたし、たとえばずっとアルバムデザインやってた佐藤可士和さんとかも、結構若い頃にピックアップされて。
川島明:へぇ。
鈴木おさむ:要はSMAPと仕事することによって、ステージが上がってくんですよ。
川島明:ほう。
鈴木おさむ:だから、みんな世界は別々、ジャンルは別々なんですけど、みんなやっぱり超一流になってくから。なんかその馬車から落とされたくないっていう思いで。
川島明:はい。
鈴木おさむ:必死しがみつくために。しがみついてる感じを見せずに(笑)
川島明:ふふ(笑)大分危ないけど(笑)
鈴木おさむ:死ぬほど大変なのに、「いや、できますよ」みたいな感じで(笑)
川島明:ふふ(笑)
鈴木おさむ:ずーっとそれだったんですよ。
川島明:ふふ(笑)ずーっと必死だったということですね、簡単に言うと。
鈴木おさむ:ずーっと必死だったんですね。だけど、それがなくなって、もちろん色んなことに対して必死なんですけど、なんかちょっとそこに対しての空虚な気持ちがずっとあって。
川島明:ほう。
鈴木おさむ:で、あとまぁ50代になってなかなかテレビの人とかって、なかなかしんどい時代に入ってくるんで。
川島明:そうですね。
鈴木おさむ:50代。自分みたいな人間が、たとえば新しいことをやった時、やって、何かこう背中を見せれないかなとか。
川島明:うん、新しい道を作っていいんじゃないかと。
鈴木おさむ:作って、51だったらまだ間に合うかなっていう。あと10年のチャレンジで。