2023年9月30日放送のニッポン放送系のラジオ番組『さまぁ~ずのさまラジ』にて、お笑い芸人・伊集院光がゲスト出演して、ニッポン放送で鬼ディレクター・安岡喜郎に叩き込まれたことが大いにTBSラジオで役立ったと明かしていた。
三村マサカズ:我々が、もうベテランになってから会っているスタッフと、あの人たちがADだった頃にここにいたっていう。
伊集院光:で、しかも…
三村マサカズ:60超えてるよ、だって。
伊集院光:向こうもADだし、で、その時のディレクターの人に、俺はペーペーで超怒られてるところを見られてるから。
大竹一樹:うん。
伊集院光:お互い恥部を知ってる感じっていうか。
三村マサカズ:ああ、同志でもあるのかな。
伊集院光:だから、なんか「あのことは言うなよ関係」みたいなのがずーっと。
大竹一樹:厳しい人がね。
三村マサカズ:昔だからね。
大竹一樹:お互い、偉そうにできないままいけるもんね。「アイツが見てるから調子乗れねぇな」みたいな。
伊集院光:彼の上についてた、僕を最初に見つけてくれたディレクター、めちゃくちゃ怖くて。
三村マサカズ:うん。
伊集院光:オールナイトニッポン2時間やるじゃない。反省会、4時間やるの、マジで。
大竹一樹:へぇ。
三村マサカズ:体力がすげぇな。
伊集院光:終わった後、2時間のテープを流しながら、『相席食堂』みたいな。「はい、ちょっと止めて」みたいな。
大竹一樹:うん。
三村マサカズ:「ここおかしいでしょ」って。
伊集院光:「この言い方おかしいでしょ」って。
大竹一樹:その言われたとおりにやるの?
伊集院光:でも、言われた通りにしても怒るから。
大竹一樹:ああ、なるほど。
伊集院光:「俺の言った通りやるんだったら、俺が喋ったらいいじゃん」って。
三村マサカズ:怖ぇ(笑)
大竹一樹:難しいね。
伊集院光:でも、その当時のニッポン放送って、そういうディレクターさんがいっぱいいて。
大竹一樹:結局、でもそれが伊集院のベースになってんのか。
三村マサカズ:それとも、一回忘れて?
伊集院光:めちゃめちゃベースになってる。で、言われたことをわりと自分の中に取り込む、みたいなタイプだから。
三村マサカズ:うん。
伊集院光:その頃言われた、「こういう企画をやる時は、聞いてる人のことを『お前』って一人として扱え」とか。「こういう企画は逆に、大勢で聞いてる安心感が欲しいから、『お前ら』って呼べ」とか。結構、細かいことを全部。
大竹一樹:ああ。
伊集院光:今度、逆にそれを赤坂に持ってくと、赤坂はその文化がない分、「これ面白いや」みたいな。
大竹一樹:そうか、そうか。
伊集院光:凄いそれは役立った。