伊集院光、『みんなのうた』の前身であるラジオ番組で子供向けの童謡が作られるようになったきっかけに驚き

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2023年7月10日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、『みんなのうた』の前身であるラジオ番組で子供向けの童謡が作られるようになったきっかけに驚いたと語っていた。

伊集院光:『伊集院光の百年ラヂオ』っていう。これやってんですよ。ラジオのレギュラーは、『深夜の馬鹿力入れて』3本やってるんですけど。

そのNHKの『百年ラヂオ』っていうのが、まぁ変わってて。でも、お便りは結構来てるんで、まぁまぁ、誰も聞いてないってことはないと思うんだけど。

でも、個人的にはもうこの番組の収録が楽しみでしょうがないのが、そのNHKのもう開局以来のアーカイブ。なんか1人で聞こうと思ったら、寝ずで、不眠不休で聞いても75年かかるぐらいあるらしいんだけど。

その凄い量あるらしいんだけど(笑)でも、ラベルもろくすっぽ付いてなかったりとかするから、もう本当に何がどこにあんのか分かんなかったり。いいもんでも、タイトルだけ残ってたりとか。

そんな中から、頑張ってスタッフが掘り起こしてきた番組を、「今日は○○です」みたいなのやんだけど。なんかこうたとえばね、子供の歌。『みんなのうた』ってあんじゃん、NHK、テレビの『みんなのうた』の前身だった、子供向けの歌をやる番組。

で、それがその昭和の一桁とか10年とか始まるわけ。で、今日はその特集ですって言われるから、なんか子供向けの歌を聴けるのかな、みたいな。のどかなやつなのかなみたいな感じで、その日行くわけですよ。

行って、で、多少打ち合わせして聞かせてもらいながら感想喋るんだけど。もうそれが さ、途中で戦時色が強くなってくると、子供に軍国主義を植え付けるためのものだったり。

今さ、「汽車汽車、シュポシュポ、シュポシュポシュポポ」ってあんじゃん。あれはさ、NHKのその子供向けの歌の番組からできてて。できた時のイズムとしては、子供に健全な…世間の流行歌がエロ歌謡だった時代があんのよ、昭和10年代。

で、子供にエロ歌謡を歌ってるの良くないからっつって。それも、NHKの真面目なアナウンサーが、「この時代、エロ歌謡が…」って言うのもちょっと面白いんだけど。子供にそういう低俗な歌を歌わせるんじゃなくて、色んなちょっと有名な人に頼んで、子供が歌える健全な歌を、オリジナルで作りましょう、と。

それ流して子供に歌わせましょうっつって、初回の頃は「この歌を作ってくださったのは、島崎藤村さんです」みたいな(笑)「歴史の教科書出てる奴じゃん」みたいな。

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