東野幸治、『水曜日のダウンタウン』の昭和ウソVTRでZ世代を騙す企画に自分が日テレのディレクターだったら「吉本に抗議してる」理由

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2023年6月23日放送のABCラジオの番組『東野幸治のホンモノラジオ』(毎週金25:00-26:00)にて、お笑い芸人・東野幸治が、『水曜日のダウンタウン』の昭和ウソVTRでZ世代を騙す企画に自分が日テレのディレクターだったら「吉本に抗議してる」理由について語っていた。

東野幸治:この間『水曜日のダウンタウン』見たんですよね。それ、めちゃくちゃ面白かったんですよ。面白いって評判で。

渡辺鐘:うん。

東野幸治:なんやろうって思ったら…恐ろしいなって思って。「これやんねや」って企画やったんですよ。

渡辺鐘:うん。

東野幸治:というのも、最近よくテレビとかでやってる、「昭和は凄かった」っていう番組があるじゃないですか。

渡辺鐘:はい。

東野幸治:で、今の若いZ世代のタレント集められて、「え?こんなんあったんですか、今じゃ考えらえない、めちゃくちゃ、めちゃくちゃ」みたいなんは、ベーシックにあるじゃないですか。

渡辺鐘:はい。

東野幸治:それを主にやったんは、日本テレビのダウンタウンさんが特番でやったじゃないですか。それはそれで、1年に1回とかやってるから、「凄いな、新しい発見やな」って思って。

渡辺鐘:はい。

東野幸治:それを上手に、良く言えばインスパイア、オマージュ。汚い言葉で言えば、パクッて(笑)そういう番組も各局やり始めてるじゃないですか。「昔は凄かった」って。逆に今じゃ考えられへん。

渡辺鐘:はい。

東野幸治:今じゃアウトやけど、昔はセーフやった、みたいなVTRを作るみたいな。

渡辺鐘:はい。

東野幸治:で、『水曜日のダウンタウン』は、ダウンタウンさんの番組やのに、日テレでそれやってんのに、「昔は凄かった」って言うて、山之内すずちゃん率いるZ世代の子が呼ばれて、伊集院さん、フジモン、ケンコバ、中尾明慶さん。

渡辺鐘:はい。

東野幸治:で、MCがジュニアで、昔は凄かったって偽フェイク映像、フェイクインタビュー。で、スタジオでそれにかぶして、「こんなこともあった、あんなこともあった」っていう嘘八百を言うんです。

渡辺鐘:うん。

東野幸治:で、いかにバレないようにするかって、それめちゃくちゃ切り口も素晴らしいし、めちゃくちゃ面白いんですよ。

渡辺鐘:はい。

東野幸治:で、山之内すずちゃんが色々ドラマ出てたけど、一番の当たり役これやなってぐらい(笑)

渡辺鐘:ふふ(笑)

東野幸治:やっぱ関西の子やし、ツッコミ上手やし。「あ、いいなぁ」って思って。でも、ようよう考えたら、俺が日本テレビのダウンタウンさんの昭和は凄かったってディレクターやったら、苦虫噛み潰してると思う。

渡辺鐘:はっはっはっ(笑)

東野幸治:「なんでこれすんねや」って。

渡辺鐘:はっはっはっ(笑)

東野幸治:「おい、おい」って(笑)俺がディレクターやったら吉本さんに電話して、「これないんちゃいますの?」っていう(笑)

渡辺鐘:はっはっはっ(笑)

東野幸治:「これは殺生ちゃいます?」って。

渡辺鐘:ふふ(笑)

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