2023年6月6日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『爆笑問題カーボーイ』(毎週火 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、オリエンタルラジオ・中田敦彦の「松本人志が主催する賞レースで、松本人志を超える人材を作れていない」という批判に異論を唱えていた。
太田光:あっちゃんが言ってた中で、一つ俺が思ったのは、「ダウンタウンを超えるコンビを輩出してない」ってね。俺もよく詳しく見てるんだけど。
田中裕二:見てるねぇ。
太田光:何回か見ちゃったからね。
田中裕二:うん。
太田光:で、たしかにそういう風に言ってたんだよね。「それは失敗でしょ、と大会として」って。
田中裕二:うん、うん。
太田光:ただね、それはちょっと俺は、あっちゃんとは違うのは、今の連中ね、M-1出てくる、キングオブコントとか出てくる連中。
田中裕二:うん。
太田光:もう全然、超えてるよ。
田中裕二:うん。
太田光:超えてるっていうのは、ダウンタウンをっていう意味じゃなくて、俺らの時代の漫才やコントっていうのを、まぁもう技術から、話術から、間から何から。まぁ敵わないもん、だって。
田中裕二:うん。
太田光:…「ダウンタウンを超えるコンビを出してない」って言うけど、いや、いっぱい出てます。
田中裕二:うん。
太田光:それは、ダウンタウンを超えるって意味じゃないよ。ただ、当時のダウンタウンや、俺らのネタは、圧倒的に超えてると俺は思う。
田中裕二:うん。
太田光:で、多分、松本さんもそれは思ってんじゃないかと思うんだけど。
田中裕二:うん。
太田光:ただね、だから大谷みたいなもんだよ。
田中裕二:うん。
太田光:要するに、進歩してんの。
田中裕二:まぁね。
太田光:進化してんの、お笑いっていうのは技術的にね。
田中裕二:うん。
太田光:で、スクールとかなんとかで。俺らの時はヒドかったじゃない、そういうのも。さテレビに出れないような奴ばっかりだったから。
田中裕二:ばっかりだったからね。
太田光:やり方わかんなくてさ、訳の分かんない危ないネタやってさ、「どうやったらテレビ出れるんでしょうか?」みたいな、そんな奴ばっかりだったじゃん。
田中裕二:ふふ(笑)
太田光:そんな奴いないし、今。ちゃんとしてるし。
田中裕二:ちゃんとしてる。
太田光:かまいたちだって何だってさ。
田中裕二:うん。
太田光:上手いじゃない。漫才なんかもう、凄い上手いよそういう意味では。
田中裕二:上手いよ。
太田光:だから、そういう意味で言うと、漫才ということで言えば、十分超えてるわけ。