2023年5月28日放送のTBSラジオ系の番組『川島明のねごと』(毎週日 19:00-20:00)にて、お笑いコンビ・麒麟の川島明が、『おかえりアリス』を「今一番面白い」漫画としておすすめしていた。
川島明:『おかえりアリス』がめちゃくちゃオモロイですね、今一番。ちょっと次、早く出ないかなぁって。
向清太朗:ああ、もうそこまで?
川島明:そう、そう。これはね、小学校からの幼馴染。洋平君って男の子と、慧君って男の子、女の子。3人の幼馴染がいるのよ。
向清太朗:うん。
川島明:男・男・女ってバランスで、子供の頃やから、一緒に遊ぶやん。
向清太朗:はい。
川島明:で、思春期になってくると、洋平君が幼馴染の女の子のこと好きになって。「あの子のこと好きや。でも、なんやこの感情は」と。でも、3人でバランスとってたから、好きになってもアカンのかな。でも、好きやな、みたいな。
向清太朗:はい。
川島明:っていうことで中学生で過ごしてたら、慧君と自分の好きな女の子がキスしてるのを目撃しちゃうの。
向清太朗:へぇ。
川島明:で、「そっちがそういう関係やったんかい」ってなって、洋平って男の子が、「もう信じられない。俺だけがピエロやったんかい」って感じで、プイってしちゃうんですけど。
向清太朗:はい。
川島明:で、ギクシャクした関係ながら、その慧君って男の子が急に行方不明になっちゃって。で、3年後、高校生になってめちゃくちゃ美人な女の子になって帰ってくるっていう。
向清太朗:え?
川島明:すげぇ美人な女性、制服も女性で帰ってきて、「洋平君、久しぶり。実は私は洋平君のことが好きでした」って感じで帰ってきてっていうね。
向清太朗:へぇ、すげぇ入り。
川島明:凄い深いんですよ。女装癖があるとか、女性になったんかじゃなくて、「男を降りた」って表現をするんですよ。
向清太朗:なにそれ、凄い(笑)
川島明:男がしんどいから、「男を降りる」って。でも、だからといって心が女性になったわけじゃないよって、凄い深い。
向清太朗:へぇ。
川島明:人間の性別は二択じゃないよ、みたいな。凄い今っぽい漫画。
向清太朗:読みます。
川島明:これは今、熱い。実写化して欲しいぐらいのね。